こういった疑問に答えます。
格安ECサイトのTemu(テム)は安いことで注目されていますが、安すぎるために何が目的なのかと感じてしまいますよね。
全国紙やキー局で全国放送されていても、実際のところどうなのか心配になります。
この記事では、そんな疑問がある方のためにTemu(テム)の目的について解説します。
また個人的な考察になりますが、今後Temu(テム)で起こる可能性があることも紹介しますね。
それでは早速解説していきます。
- あらゆる商品が揃う総合オンラインショップ
- 利用者数は世界で1億人以上
- アパレル、家電(電子機器)、日用品などに強い
- とにかく値段が格安で最大90%OFFの商品も
- セールでは60%~70%OFFは当たり前
- 購入した商品の価格が30日以内に下がると差額分を返金
- 返品手数料無料(初回のみ、同じ商品を2回目以降はかかります)
Temu(テム)は格安であらゆるものが手に入るECサービスです。
ちなみに送料無料、後半では今開催しているセール情報もシェアします。
目次
【解説】Temu(テム)の目的とは?
Temu(テム)だと日本ではあり得ないような価格で商品が売られていることが多いです。
そんなTemu(テム)の目的(理念)が公式HPに書かれていたので、分かりやすく紹介しますね。
【公式より】Temu(テム)の目的とは?
公式HPによるとTemu(テム)には以下の目的があるとのこと。
- 消費者と何百万もの商品パートナー、メーカー、ブランドを結び付け、より良い生活を送れるようにすることを使命とする
- 消費者と商品パートナーが包括的な環境で夢を実現できるように、手頃な価格の製品を提供することに尽力している
ちょっと分かりにくいので噛み砕いて説明すると、
- 「多くの人」に「たくさんの製品」を提供して良い生活が送れようにする
- 消費者と生産者が「さまざまな背景を持つあらゆる人が排除されない」環境で夢を叶えられるように、手頃な値段の商品を出している
「包括的」という言葉の訳が難しいんですが、SDGs的な言葉で「どんな人も受け入れる」という意味があります。
つまり、これらをまとめるとTemu(テム)の目的は
手頃な価格の商品を提供し、人々の生活の質を向上させ、消費者だけでなく生産者も含めた全ての人の夢も叶えるプラットフォームを作ること
という解釈で良いでしょう。
公式HPでは元々が英語で、それを日本語に直訳していて分かりづらいですがこのように読み取れます。
Temu(テム)の名前ってどういう意味?
Temuという名前は、言葉を略したもので「TEAM UP、PRICE DOWN(チームアップ、プライスダウン)」を意味します。
多くの人や組織と協力し、より価格を下げるということですね。
事実Temu(テム)では安さが売りなので、かなりお買い得な商品が多いです。
Temu(テム)の強み
公式HPで解説されているTemu(テム)の強みは以下の3点でした。
- 世界規模で幅広い製品ラインナップを提供する
- 物流・サプライチェーンの管理経験
- お客様からメーカーへのアプローチ(「C2M」)
これも英語の直訳なので分かりやすく解説すると、
- 世界規模で多くの製品を取り揃え提供する
- 複雑な「物流」や「商品の調達から消費者の購入」に至るまでのマネジメント経験が豊富
- C2M(製造者が消費者の注文を受けてから商品をつくる受注生産型のビジネスモデル)
実際のところTemu(テム)だと完全には受注生産型のビジネスモデルではないでしょうが、売れ行きを計測して生産しているのでしょう。
そのため余計な在庫を抱えづらいビジネスモデルになっています。
Temu(テム)の価値観
- ビジョン
→誰もが自分の理想とする生活を実現できるように - 多様性と包摂性
→多様性(ダイバーシティ)と包括性(インクルージョン)を重視する - 正直さ
→誠実、道徳的で信頼できる - 社会的責任
→より良い世界を目指す
一応Temu(テム)の価値観を解説しておくとこんな感じです。
ここら辺は抽象的な部分も多いのでなんとなく「まぁそうなんだ」と思っておけば大丈夫でしょう。
安すぎることに裏はないの?
「結局安すぎることに裏はないのか?」と思う方もいるでしょう。
安すぎるから本当の目的があるんじゃないかと疑ってしまいますし。
そう思う方のためにTemu(テム)が安い理由を下記記事にてまとめています。
もし理由が知りたい方はこちらを読んでください。
»関連記事:【怪しい】Temu(テム)はなぜ安い?←5つの理由を解説
【怪しい】Temu(テム)はなぜ安い?←5つの理由を解説
【考察】Temu(テム)は今後どうなる?
さて、ここからはかなり考察になります。
Temu(テム)のサービスですが、今後どうなっていくのでしょうか?
正直なところ、Temu(テム)を日本で広めるため赤字覚悟で出しているだろう商品も見受けられます。
- 本当に今のように激安で商品が買えるのか?
- サービスの内容自体が変わらないのか?
- 新規ユーザーに大盤振る舞いな状態は続くのか?
そんな観点からTemu(テム)の今後を考察しました。
それぞれ解説していきます。
考察①:割引率が下がってしまう
Temu(テム)の最大の特徴は割引率の高さです。
90%OFFの商品なども2024年12月現在では見かけます。
とはいえ、高い割引率をずっと維持できるのかは正直疑問です。
ある程度日本でユーザーが増えたら、割引率も下がってしまうかもしれません。
考察②:送料無料がなくなるor基準が厳しくなる
Temu(テム)では一定の金額以上だと送料無料で購入できます。
その基準も海外から配送なのにかなり安いのがいいですね。
ですが、いつか送料無料でなくなるかもしれません。
または送料無料の基準が1万円以上など高額になる可能性も考えられます。
ちなみにアメリカでは通常配送とお急ぎ便があり、通常配送は無料。お急ぎ便は129ドル以上の注文でないと送料が12.9ドルかかります。
考察③:初回返品無料がなくなる
Temu(テム)では、商品に納得がいかない時などに返品が可能です。
その際、初回は返品が無料なので気軽に色々と試すことが出来ます。
こういったサービスも初回から返品手数料がかかるようになるかもしれないですね。
返品不可の商品
- 着用した衣料品、洗濯したもの、損傷のあるもの、タグ、包装、衛生ステッカーが取り外されたもの、セットが不完全な衣類商品。
- 返品不可とラベル表示がある商品
- 無料ギフト
考察④:手数料がユーザー負担になる
Temu(テム)では2024年12月現在、支払いの際に手数料がかかりません。
PayPayでもコンビニ払いでもTemu(テム)がその手数料を負担しているということですね。
こういう恩恵も日本リリースから時間が経ちすぎるとなくなるかもしれません。
注意
唯一、後払い(ペイディ)を選んでコンビニ払いをする場合109円〜390円の手数料がかかります。
考察⑤:新規ユーザーに配られるクーポンがなくなる
新規ユーザー向けのクーポンもどうなるか分かりません。
なくならないかもしれませんが、割引額は減ってもおかしくないですよね。
どんなサービスも新規ユーザー向けクーポンは、サービスリリースから時間が経つほど割引額が減りがちです。
なのでTemu(テム)を使ったことない人は、なるはやで新規限定のクーポンをもらっておくことをオススメします。
【祝1周年】現在Temu(テム)で開催中のセール
現在Temu(テム)では日本でサービスを開始し1年経ったことを記念して『周年祭』を行っています。
最大90%OFFで500円以下や100円の商品なんかも多数出品している割と大きめのセールですね。
いつまで開催されるのかは不明なので、早めにチェックがおすすめ。
下記からセール開催ページに行けるようにしておきます。
まとめ
前半ではTemu(テム)の目的を解説しました。
目的をまとめると
手頃な価格の商品を提供し、人々の生活の質を向上させ、消費者だけでなく生産者も含めた全ての人の夢も叶えるプラットフォームを作ること
価格を下げることにこだわりがある様子でしたね。
またTemu(テム)は2023年7月に日本にてサービスを展開しました。
そこからスタートダッシュを決めるため、かなりお得なサービス内容にしたのでしょう。
今Temuで受けられる恩恵
- 最大90%OFF
- 送料無料
- 初回返品無料
- 手数料負担
- 新規ユーザークーポン(15,000円分など)
ですが、Temu(テム)がなるべく安くしたいという考えにも限界があるかもしれません。
なので上記の恩恵をいつまでも受けられるとは言い切れないですね。
特に新規ユーザーに配布されるクーポンは早めに受け取っておいた方がいいですよ。
下記ボタンからでも受け取れるので、クーポン受け取りはお早めに。