

こういった疑問に答えます。
本記事を書いている私は海外ノマドワーカーです。毎月のように違う国に移動する生活をしているのでeSIMに詳しくなりました。
この記事では激安の韓国旅行で便利なeSIM3選を解説します。
後半では使い方・選ぶポイント・注意点も解説します。
特にeSIM初心者の方で、韓国旅行を失敗したくないなら知っておくべき内容ですよ。
それでは見ていきましょう。
【1日100円以下?!】激安の韓国旅行で便利なeSIM3選

韓国旅行に使えるeSIMはたくさんありますが、どのeSIMが良いか分からないですよね。
なので今回はそれぞれのeSIMサービスを比較して解説します。
ちなみに表で基本情報を比較するとこんな感じです。
| Qoo10(キューテン) | KKday(ケーケーデイ) | Klook(クルック) | |
| 運営会社 | eBay Japan合同会社 | 株式会社KKDAY JAPAN | Klook Travel Technology Limited |
| 所在国 | 日本(親会社はアメリカだが 元々韓国のサービス) |
日本(親会社は台湾) | 香港 |
| 日本語対応 | 商品によりあり (翻訳機使用あり) |
あり(翻訳機使用) | 香港あり (翻訳機あり) |
| サポート体制 | メール | チャット・メール・電話 | チャット |
| 電話番号付きプラン | あり | あり | あり |
もう少し各サービスの特徴を見てきましょう!
【メガ割が超お得】Qoo10(キューテン)

Qoo10公式HPより
| 運営会社 | eBay Japan合同会社 |
| 所在国 | 日本(親会社はアメリカだが元々韓国のサービス) |
| 日本語対応 | 商品によりあり(翻訳機使用あり) |
| サポート体制 | メール |
| 電話番号付きプラン | あり |
Qoo10は元々韓国のGmarketという通販サイトで、2010年にeBayと提携し「Qoo10」として再ブランド化されました。
eSIMや旅行に特化しているわけではなく、総合通販サイトでですが韓国用のeSIMは人気が高いです。
Qoo10の特徴
- eSIMを提供するストアの仲介をしてくれる
- 販売元が多数あるのでプランが多い
- メガ割などのセールが多い
- 電話番号付きプランあり
特にメガ割がお得で20%OFFクーポンが発行されます。
例年3月・6月・9月・11月の年4回開催されるので、タイミングがよければ一番お得にeSIMを購入できるかもしれません!
【定価が激安】KKday(ケーケーデイ)

KKday公式HPより
| 運営会社 | 株式会社KKDAY JAPAN |
| 所在国 | 日本(親会社は台湾) |
| 日本語対応 | あり(翻訳機使用) |
| サポート体制 | チャット・メール・電話 |
| 電話番号付きプラン | あり |
KKdayは旅行に特化したプラットフォームです。特にアジア系に強いですよ。
eSIMも提供していて、定価の時点でかなり安いものがたくさんあります。
KKdayの特徴
- 総合型の旅行代理サービス
- eSIMを提供するストアの仲介をしてくれる
- 定価が安い
- プランが多様
- 電話番号付きプランあり
サイトが比較的見やすく、いろんなサイトと価格比較するのが面倒な人はKKdayおすすめ。
また旅行ツアーやアクティビティの予約なんかも一緒にできますよ。
【旅行のエキスパート】Klook(クルック)

Klook公式HPより
| 運営会社 | Klook Travel Technology Limited |
| 所在国 | 香港 |
| 日本語対応 | あり(翻訳機あり) |
| サポート体制 | チャット |
| 電話番号付きプラン | あり |
KlookはKKdayと同様に旅行に関する様々なサービスを提供するプラットフォームです。

eSIMも提供していて、eSIMを提供するストアの仲介ではなく直接手がけたeSIMですね。
Klookの特徴
- 総合型の旅行代理サービス
- ストアの仲介ではなくKlookが直接eSIMを提供している
- 一部Airaloなど他eSIMサービスと提携している商品もある
- 電話番号付きプランあり
チャットサポートも日本人のネイティブがやってくれるので安心。
日本語でのチャットサポートは日本時間の10時~20時に対応しているので、その時間に分からないことを聞いておきましょう!
eSIMってそもそも何?


実はeSIMはスマホなどに内蔵された電子SIM自体のことです。
それを使って海外でもネットが利用できるようになるんですよね。
一般的にはそういったサービスもeSIMと呼ばれており、この記事でもそのように呼称しています。
eSIMのメリット
- SIMカードの抜き差しが不要
- なので日本用のSIMの破損や紛失の心配がない
- ネットで購入出来てすぐに使える
- ポケットWifiなど邪魔なものを持つ必要がない
- 料金は先払いなので明確
- のちに高額な請求をされる心配がない
海外旅行で非常に便利なので、近年では現地でSIMカードを買ったりポケットWifiを借りる人は減っていますね。
ではそのeSIMの使い方について解説します。
【韓国向け】eSIMの使い方


eSIMの使い方は難しくありません。
手順
- プラン購入
- アクティベート
- ローミングをオンにする
この3段階ですね。
特に難しいことはないので、サクッと解説します。
プラン購入
まずはeSIMのプランを購入しましょう。
大抵はクレジットカードやデビットカードで購入になりますが、Apple PayやGoogle Payで払える場所もあります。
購入後にQRコードがメールやサービスの管理画面に送られてくるので、確認したら次に進みます。
アクティベート




プランを購入したら、アクティベートするためのQRコードが送られてくるので、それをスマホで読み込みましょう。
アクティベートはすぐ終わる場合もあれば、10分近くかかる場合もあります。
もし「アクティベートに失敗しました」というようなエラーメッセージが出ても、iPhoneの「設定>モバイル通信>SIM」の欄に追加されていれば問題なしです。
注意
iPhoneの場合iOS17以降でスクリーンショットからQRコードを読み込めます。
Androidの方は下記手順で、QRコードのスキャンまで行ってアクティベートしてください。(タップで開きます)
※Android端末は機種によって異なる場合があるので、詳しくはメーカーにお問い合わせください。
ローミングをオンにする


アクティベートが完了したら「設定>モバイル通信」から今回追加したeSIMを選択して、回線をON。
そして「モバイルデータ通信」を今回追加したeSIMにします。







メモ
回線の名称は自由に変えられます。特に設定していなかったら「Holafly」ではなく「副回線」「個人」「仕事」などの名称になっています。
分かりやすいように変えておきましょう。
最後に追加したeSIMのデータローミングがOFFになっているので、これをONにしたら現地でネットが繋がります。







繋がらない場合の対策
もし上記の操作を行なった状態で韓国についても繋がらない場合は以下の方法を試してみましょう。
- データローミングのONから10分ほど待ってみる
- 機内モードのON・OFF切り替えを数回する
- スマホを再起動をする
- APNの設定を行う
- 既存のプロファイルを削除する
番号が小さいものから順に試していきましょう。だいたいこれで9割以上は解決します。
4と5のAPNの設定と既存のプロファイル削除については下記を参考にしてくださいね。
韓国でeSIMを使う際の注意点


ここでeSIMを使う際に気になることや注意点を解説します。
特に初心者の方は知っておいた方がいいですね。
6つあるのでサクッと見ていきましょう。
自分のスマホがeSIMに対応しているか確認する


自分のスマホがeSIMに対応しているか確認するには、EIDというものがあるか確認します。
EIDの意味は難しく考えず、eSIM対応スマホに振られている32ケタの番号と考えてください。
確認方法
iPhoneの場合
- 「*#06#」と電話アプリでダイヤルし番号とバーコードが表示されたらOK
- 「設定」>「一般」>「情報」でEIDが表示されたらOK
→ちなみにこの下にSIMロックの項目があるので「SIMロックなし」と表示されているか確認
Androidの場合
- 「設定」アプリ内でEIDと検索し表示されればOK
- 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」の欄に+ボタンがありタップし、「eSIMを設定」が出たらOK
- 端末本体が入っていた箱の側面に貼付されているEIDラベルがあればOK
Androidの場合は機種ごとに設定アプリのどこにEIDがあるかは変わってきます。
そのため詳しくはネットで「〇〇(機種名) eSIM対応」などで調べた方が早い場合もありますね。
ちなみにSIMロックの解除も必要ですが、2021年10月以降に買ったスマホであればSIMロックはされていません。
もしされていてもお使いのキャリアのマイページなどからすぐに解除はできるので、特に焦らなくてOKです。
電話番号を使うなら本人認証を行う
韓国のeSIMで電話番号付きのものは本人認証が必要です。
本人認証に必要なもの
- 名前
- 生年月日
- パスポート番号
- パスポートの本人確認ページ
- 国籍
これらの情報や書類が必要なので揃えておきましょう!
アクティベートするタイミングは?


eSIMのQRコードを読み込んでアクティベートするタイミングはeSIMによります。
「プランにより要確認」のものはQRを読み込んでアクティベートをしようとした段階で利用開始の判定がされるものがあります。
また稀にeSIM購入時点から利用開始判定されるものもあるので注意しましょう。







日本のSIM(主回線)はどうする?
日本のキャリアの海外データ通信で高額請求が怖い方は、主回線(日本のキャリア)のSIMをOFFにしましょう。
タイミングとしては飛行機で機内モードにする直前ですね。
現地で主回線(日本のキャリア)をONにしたまま機内モードをOFFにすると、そちらが繋がって高額請求される恐れがありますよ。
もしよく分からなくて怖いのであれば、SIMカードごと抜くと絶対通信することはありません。







結局通信速度が速いeSIMはどれ?


実際のところどこも速度はほとんど変わりません。
普段使いする分にはさほど差を感じないでしょう。







人が集まる場所では通信速度は下がるの?


残念ながらどのeSIMも人が大勢集まる場所では通信速度が下がってしまいます。
理由は近くの基地局に通信が集中して負荷がかかってしまうからですね。
ちなみにポケットWifiだとその問題は解消されるかというと、同様に下がってしまいます。
ポケットWifiも近くの基地局に通信してネットを利用するので原因は一緒。
むしろスマホからポケットWifiを経由するので、更に遅くなる可能性がありますよ。
まとめ
この記事のまとめです。
1日100円以下で使えることがある、激安の韓国旅行で便利なeSIMを3つ紹介しました。
基本情報の比較表はこんな感じです。
| Qoo10(キューテン) | KKday(ケーケーデイ) | Klook(クルック) | |
| 運営会社 | eBay Japan合同会社 | 株式会社KKDAY JAPAN | Klook Travel Technology Limited |
| 所在国 | 日本(親会社はアメリカだが 元々韓国のサービス) |
日本(親会社は台湾) | 香港 |
| 日本語対応 | 商品によりあり (翻訳機使用あり) |
あり(翻訳機使用) | 香港あり (翻訳機あり) |
| サポート体制 | メール | チャット・メール・電話 | チャット |
| 電話番号付きプラン | あり | あり | あり |
どこが一番品質が良いかなど考えるかと思いますが、正直どこも変わりません。
値段でいうならメガ割をやっている時のQoo10かKKdayがおすすめ。
Klookも十分安いですし、旅行系プラットフォームとしては一番知名度も高く大手なので安心ですよ。
1日100円とかなので、あまり深く考えても時間がもったいないかもしれませんね。