こういった疑問に答えます。
スマホで簡単に決済できる楽天ペイは便利ですが、デメリットもあります。
本記事では、楽天ペイのデメリットについて解説します。
またどんな人、どんな場面だと使わない方がいいのかも解説しますね。
楽天ペイを使おうか迷っている方は参考になります。是非最後までお付き合いくださいませ。
それでは、早速解説していきます。
【QR決済アプリ】楽天ペイとは?
楽天ペイとはスマホで簡単に電子決済が出来るアプリです。
アプリで表示したORコードやバーコードをお店で読み込んでもらえば、支払いが出来ますね。
またお店舗が提示するQRコードをアプリで読み取って支払いをすることもできます。
そんな楽天ペイの特徴はこんな感じです。
- アプリがあればお店で電子決済が出来る
- クレカを紐付けしてチャージの必要がない
- 現金の盗難やクレカの情報を見られる心配がない
- 楽天ポイントが貯まる、使える
- 楽天カード紐付けで1.5%ポイント還元
楽天ポイントカード加盟店であれば、その分のポイントも上乗せなので最大2.5%のポイント還元ですね。
どんなお店で使えるのかも一応見ておきましょう。
楽天ペイが使えるお店
楽天ペイが使えるお店は約650種類、全国で500万ヶ所以上です。
全ては解説しきれないので、代表的なものをピックアップしますね。(タップで開きます)
お近くで使える店舗はアプリのマップでも確認できるので、そちらも参考にどうぞ。
楽天ペイのデメリット5選
さて、ある程度楽天ペイの概要がわかったところでデメリットを見ていきましょう。
ポイントがついたり、財布いらずで簡単に支払い出来るメリットはありますが、デメリットも重要ですよ。
それでは、一つずつ解説していきます。
デメリット①:使えるお店が少ない
楽天ペイはやはりクレジットカードに比べると使える店舗数が劣ってしまいます。
そのため、どこでも使えるわけではないというのはデメリットでしょう。
とはいえ、QRコード決済で使えるお店の数はPayPayの約366万ヶ所をはるかに凌ぐ数です。
QRコード決済をなるべく一つのアプリに絞りたいなら、一番多くの店舗で使える楽天ペイはいいですね。
デメリット②:利用金額の上限がある
楽天ペイには、利用金額の上限があります。
支払い元 | 1回 | 過去24時間 | 1ヶ月 |
クレジットカード | 最大50万円 | 最大50万円 | |
楽天キャッシュ | 最大3万円 | 最大50万円(※) | 最大50万円(※) |
楽天ポイント | 最大3万円 | 最大50万円(※) | 最大50万円(※) |
楽天銀行口座 | 最大50万円 | 最大50万円 |
※ダイヤモンド会員意外は最大10万円
これは、楽天ペイに紐付けしている支払い元ごとに利用上限が異なるということですね。
高額な家電や家具などはまとめて買えない可能性があります。
またコンビニでは1回に使える金額が4,000円までという制限もあります。
ちなみに楽天キャッシュは電子マネーで、クレジットなどからチャージ可能。
楽天ポイントとの違いは、相手が楽天ペイアプリを持っていなくても楽天アカウントを持っていれば送金可能ということですね。(※送金手数料は無料)
デメリット③:使いすぎてしまう可能性がある
クレジットカードと同様のデメリットですが、現金よりも楽天ペイだと使いすぎてしまう可能性があります。
お金を使っている感覚が薄れてしまうからですね。
ですので、こまめにアプリで利用履歴を確認しておきましょう。
毎月決まった分だけ楽天キャッシュにしてチャージするというのもアリです。
デメリット④:通信制限時に使えない可能性がある
楽天ペイは通信制限時にはコードの表示が遅れるなどで、実質的に使えない可能性があります。
通信制限になっていることを忘れて財布を置いてきてしまった時なんかは、ちょっと困るかもしれませんね。
お店のWifiを一時的に借りるなどしてなんとか凌ぎましょう。
デメリット⑤:セルフペイで支払う金額を間違えると面倒
お店にあるQRコードを読み取って自分で金額を入力し支払う方法をセルフペイと言います。
支払い完了する前に確認すればいいのですが、金額を間違って支払いを完了してしまったらお店に取り消しをお願いする必要があります。
そして再度正しい金額で支払いですね。
もし既にお店に戻れない場合は、楽天ペイのカスタマーデスクに連絡しないといけないので注意です。
お問い合わせ先
- 電話番号(ナビダイヤル・有料):0570-000-348
受付時間:9時30分~23時 - コンタクトフォーム:https://pay.rakuten.co.jp/static/entry/contact/
コンタクトフォームは24時間受け付けてますが、電話は時間が決められていますよ。
楽天ペイをやめたほうがいい人と場面
ここからは、楽天ペイの利用をやめた方がいい人と場面を解説します。
正直どのQRコード決済アプリでも言えることなのですが、知っておく必要はあるでしょう。
結論、こんな感じです。
それぞれ、解説していきますね。
やめた方がいい人①:子供やご老人
まず子供やご老人は楽天ペイを使うのは以下の理由からやめたほうがいいですね。
- スマホの利用方法が不明確だから
- どれだけ使ったかあまり把握しないから
- スマホを盗まれても放置してしまうかもしれないから
補足なんですが、実は未成年でも楽天ペイは使えます。
プリペイドクレカを登録し、支払い元をクレカ払いにすればなんの問題もありません。
ですが、子供もご老人もスマホの使い方をきちんと把握していない場合は危険ですよね。
使い過ぎる可能性もありますし、もしかするとスマホを盗まれても何日も放置してその間に不正利用される可能性もあります。
やめた方がいい人②:スマホのOSを何年も更新していない人
スマホのOSはセキリュティ対策のためにも更新が必要です。
数ヶ月程度放置なら問題ないのですが、何年も更新していないとアプリに登録した個人情報などが盗まれる可能性もあります。
そもそも楽天ペイを起動できるのか怪しいところですが、スマホはなるべく最新のOSで楽天ペイを利用しましょう。
やめた方がいい場面①:泥酔している時(セルフペイ)
もし泥酔している時に、セルフペイで支払い額を間違うとかなり面倒です。
セルフペイだと、お店のQRコードを読み込んで自分で金額を入力するため間違える可能性があります。
あとでカスタマーデスクに連絡すれば間違えて支払ってしまった金額は戻ってきますが、そもそも覚えていますかね?
クレジットならその場でお店が取り消しをするのが当たり前ですが、楽天ペイに慣れていない店員さんの場合取り消しミスの可能性もあります。
その場合自分で取り消しの連絡をしないといけないですが、翌日の自分が覚えていなかったら...
利用履歴をまめに確認すれば気づけますが、ずぼらな人はやってしまうかもしれません。
やめた方がいい場面②:部下に食事やお酒をおごる時
部下に食事やお酒をおごる時はなるべく現金が良いです。
理由は、自分のためにお金を払ってくれているという感覚を持たせることが出来るからですね。
これはちょっとしたテクなので決して楽天ペイ払いが悪いわけではありませんが、意識しておくといいですよ。
大学生も後輩に使えます。
やめた方がいい場面③:キャンペーン目当てで利用する時
楽天ペイでは、最大20%還元などのキャンペーンを実施することがあります。
めちゃくちゃお得ですよね?
ですが、このキャンペーンでお得だからといって使いすぎてしまったら元も子もありません。
むしろ普段よりも無駄遣いをする可能性さえあります。
なので、キャンペーンのポイント還元目当てで利用する場合はやめるべきです。
まとめ:楽天ペイはデメリットとやめたほうがいい場面を見極めよう
今回の記事についてまとめると、こんな感じです。
- 楽天ペイで簡単にQR決済が出来る
- 現金の盗難やクレカの情報を見られる心配がない
- 楽天ポイントが貯まる、使える
- ただしデメリット5つアリ
- 泥酔時やキャンペーン目当てでは使わないほうがいい
楽天ペイのデメリットや、やめたほうがいい人や場面を紹介してきました。
子供やご老人でないなら使ってもいいかと思いますが、先ほど解説したデメリットは意識しておきましょうね。
また泥酔時だと余計に払ってしまったのを忘れてしまったり、キャンペーン目当てだとむしろ使い過ぎる可能性もあります。
便利だから、ポイントがお得だからと安易に使うことは避けましょう。
とはいえ、実際使いこなせればかなり便利なのは確かです。
もし楽天ポイントユーザーなら、使わないと損なのは明らかですね。
期限や金額を決めて試してみるというのもいいかもしれません。
下記からもダウンロードできるので、興味があればどうぞ。