こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、HSS型HSP気質です。これまでHSS型HSPに関する記事を120本以上執筆し、人生を好転させるコツを伝えてきました。
結論として、努力の度合いの上下が激しいのはHSS型HSPさんの傾向としてあります。
特に興味のあるなしがその基準ですね。
本記事では、HSS型HSPさんの努力がどのように左右されるかを解説します。
また後半では、努力で得意を伸ばすべきか苦手を克服するべきかも解説しますね。
それでは早速見ていきましょう。
HSS型HSPの特徴
- スリルや真新しい経験を求める
- 抑制・退屈を嫌う
- 心は繊細なので、傷つきやすい
- 感受性が豊か
- 音や光など外部刺激に敏感
目次
HSS型HSPは努力が出来る?出来ない?
HSS型HSPの気質だと努力は出来るのか?
結論:努力出来るかは興味のあるなしが大きく関係する
HSS型HSPさんは、物事に対して興味のあるなしがはっきりしています。
そのため、興味のあることに対しての努力量は凄まじい物になるでしょう。
とはいえ、HSS型HSPさんは好きでやっているので努力と感じないことも。疲れはしても、精神的に参ってしまうまでは少ないですね。
反対に興味のないことに対しては、無理やりやるので興味のあることと比べて負荷がかかります。
そのため、なかなか努力量が十分な状態になりにくい・・・。
HSS型HSPさんは努力の振れ幅が大きい分、人と合わせることが難しいんですよね。
HSS型HSPさんは苦手なことで努力するより、得意を伸ばすべき
努力の振れ幅が大きいHSS型HSPさんは、どのように能力を伸ばすべきでしょうか?
- ①:とにかく苦手は潰す。得意なことはそれから伸ばす。
- ②:得意なことを伸ばして、苦手は克服しない。
日本の企業で、目立たずひっそりと生き抜くためには①の方がいいかもしれません。
ですが、HSS型HSPさんは②がおすすめ。
厳密に言うと、苦手を全て放置するわけではありませんが、得意な分野を伸ばすことを優先しましょう。
理由は『興味のあること=得意(になれそう)なこと』を頑張れるということは、その分野で成果を出しやすいからです。
個人としての強みを作って、キャリアを有利に進めたいなら得意なことを伸ばしていきましょう。
とはいえ、苦手なことはどうするの?
途中でHSS型HSPさんは苦手なことは克服せず、得意を伸ばした方がいいと解説しました。
ですが、厳密には苦手なことを全て放置するわけではないです。
まずは苦手の中でも代替可能なスキルを書き出しましょう。
代替可能なスキルの例
- 字が下手
→パソコンでキーボードを打てばOK - 英語が読めない
→DeepLなど翻訳機でOK など
このような代替可能なスキルは、わざわざ苦手を克服する必要はありません。特別必要とされていないのであれば、放置でいいでしょう。
しかしそれ以外で苦手な物があって、どうしても克服する必要がある場合は次の2パターンにて判断します。
- 仕事でメインのスキル
→訓練で克服できるが苦手
→その仕事は向いていません。転職しましょう。 - 仕事で補助的なスキル
→訓練で克服できるが苦手
→多少努力して克服することをおすすめします
なぜこのような判断になるかと言うと、苦手な分野ではスキルを習得するのに他の人の2~3倍の努力が必要になってくるためです。
さらにそれが仕事でのメインのスキルとなってくるのであれば、周りとの差はどんどん広がる一方。
例えば、トーク苦手なのに営業していると、他の人にどんどん負けてしまいます。
一方、仕事で補助的なスキルが苦手だった場合は多少頑張ってでも身につけた方がいいですね。
例えば、営業が報告書を早くまとめるためにキーボードを早く打てるようになるなど。それくらいなら訓練の範疇でなんとかなりますよね。
ただし、訓練で克服できないなら人に代わってもらうなどの工夫が必要です。
最後に、HSS型HSPさんの苦手なスキルへの対処をまとめるとこんな感じですね。
苦手別の対処法
- 代替可能なスキル
→苦手なら他の方法で代替する - 仕事でメインのスキル
→苦手なら、負ける一方なので転職する - 仕事で補助的なスキル
→訓練で克服可能なら克服する
→克服出来ない場合は工夫で対処する
得意なことを見つけられない方へ
突然ですが、得意なことが見つからない人の特徴をご存知でしょうか?
- 好奇心が無い
- 苦手そうなことに手を出していない
- 人間関係を変えていない
HSS型HSPさんで、20年以上生きて一つも得意なことが見つかっていないとしたら上記のうちどれかです。
『好奇心がない』はHSS型HSPの気質的に可能性は低いですが、『苦手そうなことに手を出していない』『人間関係を変えていない』は可能性が高いでしょう。
苦手だろうと思うことでも、手を出してみると案外得意なことが見つかります。
また人間関係を変えていないと、新しい発見や出会いも減ります。結果的に得意なことも見つかる機会が減るのでそれもNG。
この『得意なことが見つからない人の特徴』3点を反面教師にすれば、自然と得意なことが見つかるはずです。
»関連:【無問題】人間関係リセットするHSS型HSPが幸せになる理由
【無問題】人間関係リセットするHSS型HSPが幸せになる理由
先ほどは自分で得意なことを見つける方法を解説しました。
ですが、人に見つけてもらうというのもアリ。
具体的には、どんどん自分のやってること(細かい仕事内容など)を人に教えます。
別に当たり前のことでOKです。
というよりも『得意なこと』=『自分にとって当たり前だけど、他人にとって当たり前じゃないこと』なのでそれがミソ。
すると、他人から「お前、〇〇すごいね」と言われたり、頼み事をされたりします。
その誉められた内容や頼み事の内容が、自分の得意なことなんですよね。
実は他人に得意なことを教えてもらった方が近道の可能性もあります。
得意なことで頑張れば生きていけるのか?
HSS型HSPさんが、得意なことを伸ばした方が成果が出やすいとここまで解説しました。
でも本当にそれで生きていけるのでしょうか?
結論としては、マルチポテンシャライトという生き方をすれば可能です。
興味のあることを見つけたらそれに取り組む。
しばらくして別の面白そうなことを見つけたら、そちらに移行する。
仕事でもそれを繰り返す。
マルチ・ポテンシャライトについて書くと長くなるので、もし詳しく知りたい方は下記記事にて解説しています。
自分の得意なこと・興味のあることで生きていきたいなら、必ず読んでおくべきですよ。
»関連:【飽き性なHSS型HSP】マルチ・ポテンシャライトな働き方をしよう
【飽き性なHSS型HSP】マルチ・ポテンシャライトな働き方をしよう
挑戦の時にトッププロと比べるのはやめよう
最後に、得意なことで努力する上で大切なことを書いておきます。
それは、『挑戦の時にトッププロと比べるのはやめよう』です。
いくら自分が得意なことで、努力出来る分野でも必ず上には上がいます。
そんな人と比べるとモチベーションの低下にしかつながりません。
参考にする分には構いませんが、努力して成長する過程で比べるべきは過去の自分。
そうすることで、余計にモチベーションの低下を引き起こさないで済みます。
くれぐれも新しい挑戦をする時は、トッププロと比べるのはやめましょう。
-
-
【知っておきたい】HSS型HSPの得意なことって一体なんなの?
「HSS型HSPです。自分の向いていることを知りたいんだけど、何かHSS型HSPの得意なことってないかな?」←こういった疑問に答えます。本記事では、HSS型HSPさんの得意なことを解説します。どんな風に活かすのか?具体的な例も紹介しますね。HSS型HSPの特長を活かしたい人こそ、きちんと最後まで読んでおきましょう。
-
-
【心の闇】なぜHSS型HSPは自己矛盾を抱えやすいのか?
「HSS型HSPです。自己矛盾に凄い悩まされるんだけど、これってHSS型HSPだからかな?」←こういった疑問に答えます。結論としては、HSS型HSPさんは自分の中に自己矛盾を感じやすい気質です。本記事では、HSS型HSPさんが自己矛盾を抱える理由・どんなことを感じるのか・その対策を解説します。
-
-
【本質】HSS型HSPは『弱み』を知ることで自分を変えられる
「HSS型HSPの弱みって何かな?知っておいたら役に立つと思うから教えて!」←こういった疑問に答えます。本記事では、HSS型HSPさんの弱みについて解説します。また後半では、その弱みはどのようにカバーすればいいのか解説しますね。この記事を読んでおけば、自分の弱みをどう扱えばいいのか分かるようになりますよ。
-
-
HSS型HSPは仕事が出来ないのか?|5つの理由とその解決策とは?
「HSS型HSPです。仕事が出来ないことが悩みなんだけど、どうすればいいかな?」←こういった疑問に答えます。結論としては、HSS型HSPさんは自分は仕事が出来ないと感じやすいです。本記事では、HSS型HSPさんが「仕事が出来ない」と感じる理由を解説します。また後半では、その解決方法を解説しますね。
-
-
【敏感】HSS型HSPの五感を守るアイテムを知っていますか?
「HSS型HSPは五感が敏感って言うけど、みんななんかアイテム使って対処してるのかな?知りたいな。」←こういった疑問に答えます。結論として、HSS型HSPさんは敏感な五感を守るため何かしらアイテムを使うことが多いでしょう。本記事では、HSS型HSPさんにオススメな五感を守るためのアイテムを紹介します。