こういった疑問に答えます。
- HSS型HSPと二重人格の違いとは?
- 二重人格と疑われても自分らしくある方がいい理由
- どうしても二重人格と思われるのが悩ましい場合は?
この記事を書いている私は、HSS型HSP気質です。これまでHSS型HSPに関する記事を120本以上執筆し、人生を好転させるコツを伝えてきました。
結論としては、HSS型HSPと二重人格は全くの別物です。
本記事では、HSS型HSPと二重人格の違いについて解説します。
また後半では、二重人格と思われないように自分を抑えてしまうのはNGだという理由も解説しています。
筆者も過去にHSS型HSPが原因で現れる言動から二重人格を疑われました。
しかし、そういった偏見を持つ人は表面しか見えていないことが分かったことは、発見であり救いでしたね。
それでは、早速本文へ行きましょう。
HSS型HSPの特徴
- スリルや真新しい経験を求める
- 抑制・退屈を嫌う
- 心は繊細なので、傷つきやすい
- 感受性が豊か
- 音や光など外部刺激に敏感
目次
HSS型HSPと二重人格の違いとは?
HSS型HSPと二重人格は似ているようで、決定的に違う点がいくつかあります。
- HSS型HSPは先天性、二重人格は後天性
- HSS型HSPは記憶は一貫してある。二重人格は人格ごとに記憶が違う。
- HSS型HSPは自身の感覚の変化に気づく。二重人格は気づきにくい。
HSS型HSPもHSSな自分とHSPな自分が共存しています。
他人から見れば、大胆なのに繊細という2面性が二重人格のように映ってしまうんですよね。
ちなみにHSSはHigh Sensation Seeking(刺激探求型)の略。
刺激を求めて、直感的かつ大胆な行動をする気質です。
HSPはHighly Sensitive Person(非常に繊細な人)の略。
繊細な心を持ち、深い思考と刺激に敏感な特徴を持つ気質です。
HSS型HSPは二重人格と違って、この2面性を本人は自覚しています。
もちろん、記憶も一貫してありますし、複数の人格は存在しません。
とはいえ、自分が二重人格ではないかと不安なHSS型HSPさんのために、もう少し二重人格について解説しましょう。
二重人格って具体的に何?
二重人格とは、正式名称「解離性同一性障害」と呼ばれる病気です。
強いストレスにさらされた時に、心を守るため防衛機制として、自分ではないもう一人の人格を作り上げます。
もう一人の自分が出ている時の記憶はなく、全く別の人格として振る舞います。
症状によっては、人格ごとに名前が異なることもありますね。
また主な原因は幼少期に受けた虐待等です。
精神を守るための防衛として「虐待を受けているのは自分ではなく別の人間だ」と認識することが長く続く事で発生します。
安心できる環境がない、十分な愛情を受けられなかったなどの辛い感情・思い出を切り離す一種の防衛本能とも言われていますね。
ちなみに脳や体を検査して判明する病気ではないため、目撃した人の証言や心理テストで診断されます。
すぐに治せるような治療法はなく、本人が安心できる環境で周囲の協力があって徐々に改善に向かうという特徴がありますね。
これだけみたら、流石にHSS型HSPとは全く違うものだと言うことが分かったかと思います。
二重人格と疑われても自分らしくある方がいい理由
ではHSS型HSPの2面性が二重人格と疑われないように自身を抑えた方がいいでしょうか?
答えはNOです
理由はHSS型HSPの強みを活かせずに、ストレスが溜まっていく一方だから。
HSS型HSPは行動力があり、深い思考を持てます。
もし興味が惹かれたことに対して、「後で傷ついているのを見られたら二重人格に思われるかも」と辞めてしまえば強みが活かせませんよね。
成功体験をするチャンスをみすみす逃すことに。
また、行動することを制限してしまえば、必ずストレスの原因になります。
行動して絶対に傷つかないなんてこともできないで、ストレスを抱えないようにするには自分らしくあるのが最適ですね。
他人の意見に振り回されず、自分の人生を生きましょう。
どうしても二重人格と思われるのが悩ましい場合は?
とはいえ、人に二重人格と思われるのって嫌ですよね。
そういった場合は、HSS型HSPということを公言した方がいいでしょう。
もちろん全ての人が理解してくれる訳ではないですが、何人かは理解してくれるはずです。
そもそもこの記事を読めば分かりますが、二重人格だと入れ替わった時の記憶がないですよね。
何か言われたら、記憶があることを主張すればいいんです。
それでも、しつこく「二重人格だ!」なんて言う人がいれば、それはただのサディスト。
すぐに離れた方がいいですね。
ちなみに、もしそういったしつこい人がいて悩んでいるのであれば、『うららか相談室』というアプリがオススメです。
カウンセラーや精神科の先生など心の専門家がアプリで相談に乗ってくれます。
もし興味があれば、是非使ってみてくださいね。
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»関連:【アプリ】うららか相談室って?口コミは?←詳しく調査しました
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まとめ:HSS型HSPは二重人格よりも悩むべきことがある
今回の記事をまとめるとこんな感じです。
- HSS型HSPと二重人格は全く違う
- 二重人格と思われても自分らしくいよう
- HSS型HSPだと公言するのも手
今回二重人格ではないか?と思われるHSS型HSPさんに向けて記事を執筆しました。
しかし、もっとHSS型HSPさんが悩むべきことがあるのではないかと筆者は考えます。
それは、キャリアやお金、人間関係です。
この二重人格問題も少し人間関係に関わりますが、そもそもそんな人と付き合わなくていいくらい選択肢を広げるべき。
HSS型HSPは、人間関係においてストレスを受けやすいです。
そのため、自分で付き合う人間は決めた方がいいですし、それが可能になるようキャリア設計したりお金を稼ぐべきなんです。
長い人生をより楽しく生きるために、やるべきことを洗い出しましょう。
ちなみに、筆者もHSS型HSPなので、もしかしたら体験談がヒントになるかもしれません。
もし、興味があれば是非読んでみてください。
»参考:【体験談】HSS型HSPの私が「生きづらい」→「幸せ」になるまで
【体験談】HSS型HSPの私が「生きづらい」→「幸せ」になるまで
それでは、今回の内容は以上です。
より良い人生を選べるよう行動しましょう!
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