こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、HSS型HSP気質です。これまでHSS型HSPに関する記事を120本以上執筆し、人生を好転させるコツを伝えてきました。
結論として、HSS型HSPは電話が不得意な傾向にあります。
しかし、やり方次第では克服も可能でしょう。
本記事では、HSS型HSPは電話が不得意な理由を解説します。
また後半では、不得意な電話をどのように克服するのかも紹介しますね。
LINEやチャットなど、様々な連絡手段があるこの時代。
とはいえ、電話が廃れることはないので電話が不得意なHSS型HSPさんは知っておいた方がいい内容です。
それでは、早速解説していきます。
HSS型HSPの特徴
- スリルや真新しい経験を求める
- 抑制・退屈を嫌う
- 心は繊細なので、傷つきやすい
- 感受性が豊か
- 音や光など外部刺激に敏感
目次
HSS型HSPは電話が不得意な理由
HSS型HSPさんは、電話が不得意な傾向にあります。
理由はこちら。
こういった理由から、HSS型HSPさんは電話口だと妙に緊張したりと得意になれません。
もちろん相手が誰かということでも違いはあるのですが、対面の方が楽な場合が多いでしょう。
それでは、HSS型HSPは電話が不得意な理由を詳しく解説していきます。
理由①:言葉を選びすぎるから
HSS型HSPさんは、相手に対してとても気を遣うことが多いです。
そのため、電話口の相手の気分を害さないように対面よりも慎重に言葉選びをします。
対面だとお互いの表情も分かるので、言葉以外でも情報のやり取りが出来ますが、電話だとそうはいきません。
相手の顔が見えないことで、得られる情報が少ないことも不安にさせてしまいます。
気を遣いすぎるが故に、電話を好むHSS型HSPさんは少ないですね。
理由②:聞き返すことに罪悪感を覚えるから
電話だと聞き取りにくいことって多いですよね。
そういった場合相手に聞き返さないと、話が進みません。
ですが、聞き返すと途端に機嫌が悪くなっちゃう人がいるんです。
電波が悪いなどの原因はあっても、それもお構いなし。
こういった過去があって、HSS型HSPさんは電話で聞き返すことに罪悪感を抱いてしまいます。
理由③:電話越しの相手の表情が分からないから
先ほども少し書きましたが、電話では相手の表情が分かりません。
普段は相手の表情の変化を素早く察知して、コミュニケーションを円滑にしようとHSS型HSPさんはします。
ですが、その武器が使えない電話は結構曲者なんですよね。
相手の声のトーンなどで判断するしかなく、気づいた頃には相手は既に怒ってしまっていることも。
状況把握の手段が減るだけでも、HSS型HSPさんにとってはだいぶ痛手です。
理由④:同時にメモなどを取らないといけないから
HSS型HSPさんはマルチタスクが苦手。
»参考:HSS型HSPはマルチタスクが得意ではない|理由と対策を解説
そのため、何かメモを取らないといけない場面が多い電話は難しいと感じます。
後ほど解説策も書きますが、これがネックで電話口で慌ててしまうんですよね。
理由⑤:怒っている状態でかけられることもあるから
電話をかけてくる人全てが普段通りというわけではありません。
既にブチギレの状態でクレームを入れるために電話をかけてくる人もいます。
大抵そういう電話は原因が自分ではなく他の人だったりするんですよね・・・。
ですが、相手からすればお構いなし。
理不尽に怒られることで心を病んでしまうHSS型HSPさんも多いでしょう。
HSS型HSPが不得意な種類の電話は?
実はHSS型HSPさんは全ての電話が不得意というわけではありません。
例えば、営業電話。
最初は営業かどうか分からず、相手に最大限の気を遣う人も多いはず。
ですが、営業電話は当たり前のように時間を奪ってきます。
それに気づけば、相手にそこまで気を遣う必要もないと思い緊張もほぐれるでしょう。
逆にまともに取り合っていたら、時間を使いすぎて他の人に迷惑をかけることもあるかもしれないですからね。
仕事のお客さんが相手の電話はHSS型HSPさんは不得意です。
理由は簡単。
失礼があると相手に申し訳ないですし、自分以外の人にも迷惑がかかる可能性があるからです。
特にクレームの電話なんて自分の心も病んでしまうし、めちゃくちゃ気を遣うしで消耗が激しい。
こういった電話が不得意なHSS型HSPさんは、次に紹介する『不得意な電話を克服する方法』を実践してみましょう!
不得意な電話を克服する方法
電話を得意にはなれなくても、不得意な状態は改善したいですよね?
筆者も昔は電話に出るだけで、緊張して汗をかくくらいでした。
でも、下記の方法をとることによって克服出来ました。
もちろんこれらの方法だけでペラペラ話せるようになるわけではないですが、実践すればかなり電話対応が楽になります。
もう少し詳しく解説していきますね。
方法①:マニュアルを作る
マニュアル作成は電話対応の鉄板です。
仕事なら大体要件は数パターンで収まりますよね。
電話の要件(例)
- 誰々と話したいから代わってほしい
- 商品やサービスについて教えてほしい
- 商品やサービスを購入したい
- 購入を止めたい
- 予約をしたい(飲食店の場合) など
基本的にはマニュアル化出来るものばかりです。
とはいえ、一字一句覚えて対応しようとすれば、噛んだりして焦ることもあります。
なのでオススメは『話すこと』『聞くこと』を箇条書きしておくこと。
そして最後に相手の名前や連絡先などを確認して、もしミスがあった場合に折り返しが出来るようにすること。
守るべきことをマニュアル化することで、電話対応がかなり楽になります。
マニュアルの作り方で迷うことがあったら、上記の本などを参考に作成すると間違いないですよ。
方法②:ゆっくり大きな声で話してみる
人は緊張すると、無意識のうちに話す速度が上がる傾向があります。
自分では気づかないうちに速くなっているため、なるべくゆっくり大きく話すと余裕も出てきます。
特に電話は声のボリュームが大きくないと、相手が聞き取れずにイライラしてしまうこともありますよね。
地味ですが、ゆっくり大きな声で話すのはオススメです。
方法③:メモをとる時は復唱して時間を稼ぐ
途中書きましたが、HSS型HSPはマルチタスクが苦手です。
そのため、電話しながらメモをとることが難しいと感じる人が多いでしょう。
完全に相手に会話の主導権を握られてしまうと、メモを取る時間もなくなってしまいます。
なのでメモを取りたい場合は、復唱して時間を稼ぐ方法がオススメ。
相手もメモや確認のために行っていると感じますし、復唱をすれば「話を聞いてくれているんだ」と感じてもらえます。
メモを取る時は内容を分かっていても、復唱することを実践しましょう。
方法④:相手が怒っている時は基本的に聞くのを優先
クレームなどの電話では、相手は既に怒っている状態でかけてきます。
その時に一番やってはいけないのが反論。
たとえこちらの言い分が正しいとしてもです。
「でも」や「だって」と言ってしまうと、より相手の神経を逆撫でする恐れもあります。
相手が怒っているなら、『なぜ怒っているのか』話を聞いてあげることを最優先しましょう。
もちろん相槌を打ちつつですが、その話を聞くことで次第に相手も怒りが鎮まってきます。
もし話の内容が複雑だった場合は、その場しのぎの返答をせずに概要を聞いて折り返しにすると良いでしょう。
より誠実な対応を見せることで、相手に丁寧さも伝わります。
もちろん相手が電話に出れる時間帯を聞いてあげることも忘れずに。
まとめ:HSS型HSPは電話がメインの職種はNG?!
今回の記事をまとめるとこんな感じです。
- HSS型HSPは電話が不得意
- お客さん相手は特に厳しい
- やり方次第で電話対応を克服できる
今回HSS型HSPさんが不得意な電話を克服する方法まで解説しました。
しかし、実際には得意にまでなる人はほぼいないでしょう。
そのため、コールセンターなどで働いたりするのはオススメしませんね。
HSS型HSPさんは苦手を克服するよりも、得意なことを伸ばす方が人生幸せになります。
もし転職を考えるなら、下記記事にてHSS型HSPさん向きの転職サービスも紹介しています。
是非一度無料で転職カウンセリングを受けてみるのも良いですよ。
あなたに向いている仕事も見つかるでしょう。
»参考:【業界初】HSS型HSPに向いてる仕事が見つかる転職サービスはこれ
【人生変える】HSS型HSPに向いてる仕事を見つける転職サービス
それでは、今回の内容はここまでです。
あなたに合った仕事を見つけて、より充実した人生を歩みましょう!
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