こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、HSS型HSP気質です。これまでHSS型HSPに関する記事を120本以上執筆し、人生を好転させるコツを伝えてきました。
結論としては、HSS型HSPはリーダーの資質があります。
ただし、リーダーシップのタイプによっては合う合わないがあるので、注意しましょう。
本記事では、HSS型HSPがリーダーに向いている理由を解説します。
また、後半では心理学者の提唱する6種類のリーダーシップについても解説。
実は、HSS型HSPさんはリーダーに推薦される人も多いです。
何故、自分がリーダーに推されるのか、記事を読めば理由も分かるかと。
それでは本文へいきましょう。
HSS型HSPの特徴
- スリルや真新しい経験を求める
- 抑制・退屈を嫌う
- 心は繊細なので、傷つきやすい
- 感受性が豊か
- 音や光など外部刺激に敏感
目次
HSS型HSPがリーダーに向いている3つの理由
HSS型HSPの人で、リーダーに推薦されたことってありませんか?
大きい小さいに関わらず、リーダーに推されるには、向いていると思われる理由があります。
HSS型HSPがリーダーに向いている理由はこちらです。
一つ一つ解説していきますね。
理由①:メンバーの細かい変化に気づける
HSS型HSPは人の表情や雰囲気の微妙な変化に気づけます。
そのため、気遣いが出来るんだなという印象を持たれることが多いです。
もしリーダーになったら、
「何か言いたいことがあるメンバーに気づいてくれそう」
「人間関係のトラブルを事前に察知して、回避してくれそう」
などの期待が持たれます。
もちろんこの能力はリーダーとしては、必要ですよね。
理由②:共感する力が強い
HSS型HSPは人に共感する力が強いです。
そのため、何か悩みがあった時には相談に乗ってくれて、ちゃんと話を聞いてくれそうという印象を持たれます。
誰しも頭ごなしに否定してきたり、価値観を押し付けてくる人にリーダーになって欲しくないですよね。
共感して、傾聴してくれるHSS型HSPはメンバーにとって安心なんです。
理由③:自ら進んで実行することが出来る
HSS型HSPはそもそも行動力が高い傾向にあります。
もちろん全く興味のないことに対しては微妙ですが。
それでも、その行動力を何度も目にした周囲の人はリーダーに推薦したくなるでしょう。
受動的ではなく、能動的に動く力は、リーダーにとって必須です。
これら3つの理由から、HSS型HSPはリーダーに向いていると考えられます。
「こんなことで?」
と思うかもしれないですが、これはメンバーからしたら安心出来る重要な要素なんです。
もし、リーダー経験がない方がいれば、頼られる経験も悪くないですよ。
リーダーになる自信のないHSS型HSPはある6つのタイプを知ろう
HSS型HSPがリーダーに向いていると言われても、自信のないHSS型HSPさんもいるかもしれません。
では、一度自身の中のリーダー像を思い描いてみてください
もしかすると「常に先頭でドンと構えている」とか「カリスマ性があってみんなを引っ張っている」イメージでしたか?
実はリーダーの形はそれだけではありません。
アメリカの心理学者のダニエル・ゴールマンによると、リーダーシップは6種類に分けられると提唱されています。
6種類のリーダーシップはこちら。
全てリーダーとして立派な形です。
ちなみにこちらの著書で詳しく解説されています。興味があれば読んでみてください。
もしリーダーの自信がない人がいれば、それは自分とかけ離れたリーダー像を描いているかもしれません。
解説する6種類のリーダーシップで合いそうな形を模索するといいですよ。
1つに絞らずとも2つ3つと複合してもOKです。
ビジョン型
ビジョン(目標)を明確に提示し、先頭を切って方向を正しく導いていくスタイルです。
リーダーがビジョン型の場合、メンバーが自ら活動してくれるなどの効果が期待できます。
ぶれない信念や価値観があり、その人についていきたいと思わせる力が必要です。
コーチ型
チーム一人ひとりの能力を尊重するスタイルです。
1対1での対話で、業務レベルを向上させる特徴があります。
元々モチベーションが高いメンバーをさらにレベルアップされるでしょう。
相手に考え、スタイル、やり方を押し付けない。
深く相手を思いやり、モチベーションを引き上げるコミュニケーション能力が必要です。
関係重視型
チームメンバーの関係性を重視するスタイルです。
良い関係性を全体で築くことで、長期プロジェクトなどで成果につながりやすいとされています。
意思決定をする際にメンバーを参加させ、合意のもと仕事を進める。
人の微妙な感情の変化を読み取る力が必要です。
民主型
メンバーの意見を聞き入れ、動き方を柔軟に変化させ、向上させていくスタイルです。
色々な意見を聞くことで新しいアイデアが生まれやすい。
メンバーも自身のアイデアが採用されることでモチベーションの向上が期待できます。
メンバーと同じ目線で話し、メンバーからの信頼を得て、友好的な関係を保つ。
自分の強みより弱みを出して、メンバーに補ってもらうアプローチが良いですね。
ペースセッター型
リーダー自らが成功イメージを示すスタイルです。
リーダーの率先した行動によって、メンバーは難しい課題に向き合いやすくなります。
リーダー・メンバー共に能力が高い場合、成果が得られやすいとされています。
リーダー自体に高いレベルが求められ、行動で示すので細かい指示は出さない方がいいでしょう。
強制型
権威などの強制力を用いて目的を果たすスタイルです。
災害時などの短期間で成果に結びつける必要がある際に、力を発揮します。
ただし、メンバーは頭を使わずリーダーの指示を処理するだけになります。
そのため、人材育成やモチベーション維持が困難になるでしょう。
強制的な指示を出す必要があり、チームからメンバーが離れる割合は他のリーダーシップよりも多いです。
そもそもリーダーになりたくない場合は?
これまで、HSS型HSPがリーダーに向いている理由や、リーダーシップについて解説してきました。
ですが、そもそもリーダーになりたくない人もいますよね、
実際に筆者もHSS型HSPですが、やりたくないけど仕方なくリーダーをすることもありました。
では、例えば職場でリーダーになりたくない場合はどうするか?
結論:とりあえず一回はやってみましょう
理由は、やってみないことにはどうなるか分からないからです。
やってみると、頼られるのは意外と悪くないかもしれないです。
また、リーダーという性質上キャリアに良い影響が出るのは自然ですよね。
それでも、責任を背負うのがしんどかったり、別に出世に興味がなければ断ればOKです。
他部署への配置換えを申し出るのもいいでしょう。
また世の中には、役職をつければ残業代を出さずに済むからと名ばかりのリーダー格にする会社もあります。
もしそういう企業であれば、転職を考えたほうがいいですね。
HSS型HSPさんは転職する回数が多いですし、現代では転職をせずに一つの企業で勤め上げる人の方が珍しいです。
転職に興味があれば、下記記事を是非読んでみてください。
HSS型HSPの自分が仕事を辞めた話や、HSS型HSPにおすすめの転職サービスをまとめました。
»参考:【HSS型HSP】仕事を辞めたいけど我慢←無駄すぎでした【理由を解説】
【HSS型HSP】仕事を辞めたいけど我慢←無駄すぎでした【理由を解説】
»参考:【業界初】HSS型HSPに向いてる仕事が見つかる転職サービスはこれ
【人生変える】HSS型HSPに向いてる仕事を見つける転職サービス
まとめ:HSS型HSPに求められるリーダーの形とは
今回の記事をまとめるとこんな感じです。
- HSS型HSPはリーダーに向いている
- リーダーには6種類の形がある
- 無理やり役職をつけられそうなら転職もアリ
HSS型HSPには、チームのメンバーを気遣ってくれる優しさが求められているケースが多いでしょう。
とはいえ、結果ももちろん重要です。
相手のことを気遣ってしまうあまりに、結果が伴わなければ意味がありません。
先ほど解説したリーダーシップも1つに固執する必要はないので、
「関係重要型」や「民主型」を重視しつつも、「ビジョン型」「ベースセッター型」を加えるなど工夫をしましょう。
工夫して、成果が出ればメンバーからも指示されますし、仕事の評価も上がりますよ。
上手くリーダーのポジションを活用して、良いキャリアを気づいていきましょう!
それでは、今回の内容は以上です。
リーダー経験を活かして、レベルアップ!
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