こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、HSS型HSP気質です。これまでHSS型HSPに関する記事を120本以上執筆し、人生を好転させるコツを伝えてきました。
結論としては、HSS型HSPさんは管理職に向いています。
本記事では、HSS型HSPさんが管理職に向いている理由を解説します。
また、管理職の役割・求められるスキルなども紹介しますね。
会社にいれば、そのうち管理職に就くことは珍しいことではありません。
もし不安があるなら、この記事を読めば少し楽に感じられますよ。
それでは、早速解説していきます。
HSS型HSPの特徴
- スリルや真新しい経験を求める
- 抑制・退屈を嫌う
- 心は繊細なので、傷つきやすい
- 感受性が豊か
- 音や光など外部刺激に敏感
目次
HSS型HSPが管理職に向いている理由
管理職って何かすごいことをしているイメージがありませんか?
「自分の仕事もしつつ、部下もマネジメントしてる。」
「全体を把握して、適切な指示を出している」
もしかすると、エリートな人しか出来ないことと思う人もいるかもしれません。
ですが、HSS型HSPさんは実は管理職に向いているんです。
その理由を下記にまとめました。
これを見ても、まだ納得できない人も多いかもしれません。
ちょっと言葉足らずなので、こう少し詳しく解説しますね。
理由①:人の感情を察する能力が高い
HSS型HSPさんは、人の表情の微妙な変化から感情を察する力があります。
実はこれ、管理されている側からすれば必須の能力なんですよね。
もし管理職が部下の感情を考えずに仕事を進めたら、
「自分は労働力としか見られていないんだ」
と部下は感じるでしょう。すると仕事に対するモチベーションも下がってしまいますよね。
管理職として、気持ちを汲み取ることは基本中の基本。
ですが、それが出来ない人が多いからこそHSS型HSPは管理職に向いていると言えます。
理由②:相手の気持ちに共感できる力がある
先ほどの話と似ていますが、HSS型HSPは相手の気持ちに共感することが出来ます。
つまりは、部下の立場に立って物事を考えることが出来るということ。
もちろん実務的な面でその人の立場になって考えれる人は多いですが、そこに感情も考慮して考えれる人は少ないです。
それをしないと「仕事なんだからやれ」という横暴な管理職になってしまいますよね。
仕事とはいえ、実際にやるのは人間。
それを忘れてしまっては、マネジメントもあったものじゃありません。
共感力こそ管理職の本質かもしれませんね。
理由③:能動的な行動に慣れている
HSS型HSPさんは自分から進んで行動することが多いですよね。
もちろん自分の疲労が溜まっていない時に限りますが、それでも普通の人よりも圧倒的に行動力があります。
加えて、部下の面倒見がよければ「ミスした時にも助けてくれそう」と感じられます。
心理的安全性がここで担保されるんですよね。
部下のミスを何もカバーせず、だらだら仕事するだけの管理職も少なくない・・・。そう考えると貴重ですね。
他にも、HSS型HSPさんは思考が深いことなど実務面でも強みがあります。
ですが、管理職という立場において重要なのは『一人一人に真摯に向き合える』こと。
なので、今回はこの3つの理由を解説しました。
管理職のHSS型HSPさんに求められるものは?
先ほどHSS型HSPさんが管理職に向いている理由を解説しました。
ですが、実際にどういったことが管理職に求められるのか、具体的にイメージ出来る人も多くないでしょう。
なので今回は管理職の求められる『役割』と『スキル』の2つを紹介します。
これが理解出来ると、管理職のイメージもつきやすいですよ。
管理職に求められる役割
管理職に求められる役割は下記の3つ。
管理職に求められる役割
細かい部分では会社ごとに違いますが、大枠はこれで共通しています。
まずは、役割から理解していきましょう。
管理職は自分の抱えるチーム等が目標達成できるよう業務を管理しないといけません。
そのために計画を立てたり、人員の割り当て、進捗状況の把握などを行います。
その上で業務の管理がスムーズになるような仕組みづくりも役割の一つです。
部下の仕事の内容や状況を把握し、サポートを行うのも管理職の役割です。
また現在の状態だけでなく、部下のキャリアについて相談に乗ることも大切でしょう。
もちろん部下も一人一人違うので、コミュニケーションを通して理解を深める必要があります。
モチベーションが落ちていないか、メンタル面に問題はないかなどを見極めることも管理職に求められるでしょう。
HSS型HSPは、部下の管理・育成が一番得意ですね。
経営陣の考えなどは、末端の社員ほど理解をするのが難しいです。
そのため、管理職は上の意向を伝える役割も担っています。
そうすることで会社全体が向く方向を正して、より成果の得られる組織作りが出来るようになります。
またそれがきちんと伝わるように、自分から積極的に模範となる姿勢を示す必要があります。
管理職に求められるスキル
管理職の役割を果たすために求められるスキルは下記3つです。
管理職に求められるスキル
これらも、詳しく解説していきます。
管理職ならばマネジメントや人事評価を行う必要があります。
その業務を行うスキルを身につける必要があるでしょう。
マネジメント理論や評価軸は会社によって違いますが、大前提としてここは管理職に求められるスキルです。
ヒューマンスキルとは、人間関係を良好に築くためのスキルです。
例えば、部下とコミュニケーションをとって、業務にあたるのに最適な状態へ導く必要があります。
こういった作業の積み重ねが、成果を出すための土壌を作ることにつながるんですよね。
部下を管理し業務を遂行する上で、必ず課題が浮上してきます。
その課題を発見し解決する力が管理職には必要です。
この力は色々な可能性を考えられないと身に付くものではなく、この力がなければあらゆる局面を乗り越えることが出来ません。
HSS型HSPさんは、この力が発達している人が多いので得意分野ではないでしょうか。
良い管理職になるためにするべきこと
良い管理職になるためにするべきことは山積みです。
するべきこと(例)
- 業務を適切に振る
- 管理する仕組みを作る
- 職場環境を改善する
- 部下と話す
- 模範となる行動をする
挙げればキリがないでしょう。
しかし、HSS型HSPさんには管理職になる上で最も大切にしてほしいことがあります。
結論:自分のことを後回しにしないことです。
HSS型HSPさんは、相手の痛みが分かってしまう故に人のために動きがちです。
その結果、自分の心や身体の状態が気づけばボロボロになってしまう時があります。
責任を重く考えて、自分のことを後回しにするのはやめましょう。
それは回り回って、仕事に支障をきたし、結果管理職の責務を全う出来なくなるかもしれませんよ。
また、思い描く理想のリーダーと自分に合ったリーダーのタイプが違う場合もあります。
詳しくは下記記事にて解説しています。
今後管理職などリーダーになりそうな人は、知っておくと楽になるかもしれません。
»参考:HSS型HSPがリーダー向きは本当?|知られざる6タイプとは?
HSS型HSPがリーダー向きは本当?|知られざる6タイプとは?
まとめ:管理職がしたくないHSS型HSPさんへ
今回の記事をまとめると、こんな感じです。
- HSS型HSPは管理職に向いている
- 管理職には求められる役割とスキルがある
- 管理職の責任を全うするためにもまずは自分を大切に
HSS型HSPさんは、能力的には管理職に向いていながら、性格的には向いていない人が多いです。
理由は、管理職になると責任が増し自由度が減るから。
元々自分の興味のあることにひたすら没頭したいHSS型HSPさんは、自由であることを好みます。
ですが、人を見ることが得意でリーダー的存在に推されることが多いんですよね。
なので、管理職がしたくないHSS型HSPさん。
その感覚は間違っていませんよ。
また、その場合の対策としては転職や独立が良いですね。
転職回数が多いと、役職につけられにくいです。
またフリーランス独立すれば、そもそも自己管理だけですよね。
下記2記事で、HSS型HSPさんにオススメの転職サービスとフリーランス独立の方法を解説しています。
未来の可能性を広げたい方は、知っておくと得ですよ。
»参考:【業界初】HSS型HSPに向いてる仕事が見つかる転職サービスはこれ
【人生変える】HSS型HSPに向いてる仕事を見つける転職サービス
»参考:【リアル】HSS型HSPはフリーランス向き|なり方を解説
【リアル】HSS型HSPはフリーランス向き|なり方を解説
それでは、今回の内容はここまでです。
キャリアの見直しは人生の見直し。積極的に変化を受け入れましょう!
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