こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、HSS型HSP気質です。これまでHSS型HSPに関する記事を120本以上執筆し、人生を好転させるコツを伝えてきました。
結論としては、HSS型HSPの気質とマーケティングは相性が良いです。
本記事では、HSS型HSPさんがマーティングに向いている理由を解説します。
記事全体を通して、マーケティングがどういった仕事なのか理解する助けにもなるでしょう。
もしこの記事を読んでマーケティングの仕事が合ってそうなら、キャリアの見直しの際に候補に入れると良いですよ。
それでは、解説していきます。
HSS型HSPの特徴
- スリルや真新しい経験を求める
- 抑制・退屈を嫌う
- 心は繊細なので、傷つきやすい
- 感受性が豊か
- 音や光など外部刺激に敏感
目次
【HSS型HSP元マーケターが解説】マーケティングってどんな仕事?
マーケティングって聞いたことはあっても、どんな仕事なのか具体的にイメージするのは難しいですよね。
「何か数値を見て、分析すること」くらいのイメージかもしれません。
なので、まずはマーケティングの仕事内容から理解していきましょう。
ちなみに、筆者はHSS型HSPで前職ではマーケティング部にも在籍していました。
その時の経験があるので、リアルな内容ですよ。
マーケティングの仕事内容
マーケティングとは『売れる』仕組みを創り出すことです。
つまりは、お客さんに商品やサービスを買ってくださいとお願いせずとも、買いたくなる方法を考え・実行する仕事です。
そのために必要なのは、『誰に』『どんな価値を』『どのようにして売るか』を考えること。
- 買ってもらいたいターゲット(お客さん)を分析して、
- 商品やサービスを利用することでどんな風になれるのか考え、
- 販売戦略を練っていく
実はやっていること自体はそこまで難しいわけではありません。
とはいえ、『マーケティングをするにはどのようなステップを踏む必要があるのか?』分かりにくいので解説していきます。
マーケティングのステップ
先ほど挙げたマーケティングの仕事をするために必要なステップはこちら。
サクッと解説しますね。
まずは、お客さんがどのようなものを欲しがっているのかを調査します。
調査方法はアンケートや自社で保有している統計データなどを参考に行います。
稀に座談会を行ったりなど、調査方法は多岐に渡りますね。
市場調査をして、どのような商品・サービスがどんな風に需要があるのか考えたら、実際に販売していきます。
その時に必要なものが広告。つまり販売経路ですね。
広告を新聞に出すのか?CMを打つのか?Youtuberに宣伝してもらうようにお願いするのか?
限られた予算でなるべく売れるように販売を実行していきます。
最後に効果検証です。
実際に売ってみて売れたのか?どんな人が買ってくれたのか?かかった費用を上回るくらいに売上は出たのか?
このようなデータを出して、次回の販売戦略を考える材料にします。
マーケティングは基本的にこの3ステップで成り立ちます。
HSS型HSPがマーケティングに向いている理由
さて、マーケティングの基礎的な知識は理解出来たでしょうか?
まだ実際どんな風に数値を計算しているのかなどは知る必要はありません。
それらは現場で勉強して身につけるものです。
では、なぜこの『マーケティング』という仕事がHSS型HSPに向いているのか?解説していきます。
理由①:深い思考が出来る
HSS型HSPさんは深い思考が出来ます。
具体的には物事を客観的に見て、論理的に考えることが得意です。
この思考というのが、マーケティングにおいてデータを分析する上で非常に役立ちます。
感覚だけではマーケティングは出来ないので、ある意味必須項目ですかね。
理由②:想像力が豊か
HSS型HSPさんは想像力が豊かなので、お客さんの気持ちになって考えることが得意です。
「どんな広告なら買いたいと感じるのか」
「今満たされていないことはなんなのか?」
「商品やサービスを使ってどんな気持ちになるのか?」
そういったことを考えられる想像力が欠如していると、マーケティングは出来ないんですよね。
世間ではマーケターはロジカルな人間の印象があるかもですが、実はこういう人間らしさも大切です。
理由③:新しいものに興味を持つ
HSS型HSPさんは、新しい刺激を求めています。
その過程で新しいものに興味を持つことは日常でよくあることですよね。
マーケティングは理論だけじゃなく、世の中のトレンドにも対応していく必要があります。
それによってお客さんの需要がどこにあるのかも想像出来ますからね。
もしやるなら自分の興味のある分野のマーケティングの方がいいですよ。
理由④:アイディアを考えるのが得意
HSS型HSPさんは、その経験や知識からアイディアを出すことも得意です。
やっぱり企画を考える時ってデータももちろん必要なんですが、アイディアが出ないと進まないんです。
HSS型HSPさんは突拍子もないアイディアを時々思いつきますが、それが求められることも多い。
こういうのって、歳を取れば取るほど普通のアイディアしか浮かばないから若手の意見も聞いてもらいやすいです。
とはいえ、自分のアイディアをパクられないように注意しましょう。
理由⑤:細かいことに気づける
HSS型HSPさんは細かいことに気づけます。
これがどこで活きるかといえば、企画の実行の段取りです。
これって地味なんですが、超重要。
「通販で売れて、いざ配送する時に倉庫に在庫が届かない!」
「サイトで出した販売価格を間違えた!」
「販売システムに登録するのを忘れてた!」
上記のようなミスって本当にありますからね。
細かいことに気づけるってだけでも、十分なスキルなんですよね。
予算を無駄にしないためにも、ミスを予防することは大切なことです。
HSS型HSPさんはマーケティングに向いていると解説しました。
しかし、その中でも決定的に向いていない場合もあります。それが下記2点。
マーケティングが向いていない人
- 地味な作業は絶対したくない
- 数字が苦手
上記に当てはまる人は、マーケティングの仕事をするのをちょっと待ってください。
マーケティングは数字の入力作業や、その数字を分析しやすくするなどの地味な作業が必要です。(データの前処理と言います)
また、マーケティングにおいて数字を見ることは切っても切り離せません。
そのため。地味な作業や数字が苦手な人はマーケティングが嫌いになるかもしれませんね。
実は、データ入力やデータの前処理なんかはエクセルを勉強すれば自動化も可能です。
筆者も単調な作業の効率化を図るのが好きだったので、よく新しい効率化の方法を勉強してました!
また数字と言っても、実はマーケティングに最低限必要なのは算数です。
例えば、Webサイトのボタンのクリック率を求める式はこんな感じ。
クリック率の出し方
購入ボタンのクリック数 ÷ ページのユーザー数 = ボタンのクリック率
正直全然難しくないと感じませんか?
もちろん大企業のようなトップレベルのマーケティング部やデータ分析の会社では難解な数式が飛び交います。
でも中小企業なら、本当に算数レベルですからね。
理由は、経営陣が難解な数学を理解出来ないから。
考えてみたら当たり前ですが、どの社長も数学に強いわけじゃないんですよね。
するとマーケティングに求められるレベルも依然としてそこまで高くなりません。
未経験からマーケティングを仕事にするには?
結論、マーケティングの仕事に就くことは可能ですが現実的なのは転職後でしょう。
現在在籍している会社でマーケティング部に異動願いを出すのもアリです。
ですが、何年先になるでしょうか?確証もないのに待ち続けるのは精神的にもしんどいです。
独立して0からマーケティングを勉強することもオススメしません。
やはり企業での実務経験から思考方法を知ったり、ツールをどのように使うのかを理解する方が確実です。
よく分からないマーケティングツールを使って何万円もお金を損する可能性もありますからね。
なので、転職してマーケティングに少しでも携わることから始めましょう!
- リクルートエージェント:最大級の転職サイトなので案件が豊富。まずはここに登録しましょう。
- doda転職エージェントサービス:求人数はリクルートには劣りますが、担当者の質が高いです。
狙い目は人数の少ないベンチャー企業。
人が少ないと、色々と任せてもらえることが増えてきますからね。
また、もしHSS型HSPの気質に向いている職や会社を知りたい人は『キャリート』という転職サービスでキャリアコーチングを受けるのもオススメ。
HSS型HSPに理解のある担当者がつくので、あなたにあったキャリア設計をすることが出来ますよ。
現在『キャリート』で無料の転職カウンセリングを受けると、オリジナルカウンセリング資料も貰えます。
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【人生変える】HSS型HSPに向いてる仕事を見つける転職サービス
まとめ:マーケティングは難しいのか?
今回の記事をまとめるとこんな感じです。
- マーケティングとは『売れる』仕組みを創り出すこと
- HSS型HSPはマーケティングに向いている
- マーケティングを仕事にしたいなら転職が一番早い
途中マーケティングはそこまで難しくない。算数レベルと書きました。
「でも、結局難しいんじゃないの?」
と考える人もいるでしょう。
ですが、それはレベル感の問題です。
日本トップレベルになればもちろん難しいですが、中小やベンチャーだと別に難しくないんです。
むしろ適正が一番重要視されます。
また転職回数を気にする人もいると思いますが、HSS型HSPさんは転職回数が多い傾向にあります。
そもそも今の仕事が合っていなくて、マーケティングに興味がある。だったら挑戦した方が長い人生で見ると合理的判断。
むしろ見送るべきではないはずです。
とはいえ、人生は自分のものなので判断するのは自分自身。
後で良かったと思える決断を下しましょう。
転職サービス
- リクルートエージェント:最大級の転職サイトなので案件が豊富。まずはここに登録しましょう。
- doda転職エージェントサービス:求人数はリクルートには劣りますが、担当者の質が高いです。
- キャリート:HSS型HSPの気質に合った仕事が見つかる。
それでは、今回の内容はここまでです。
たくさんチャレンジして、面白い経験をして生きましょう!
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