こういった疑問に答えます。
- HSS型HSPだと睡眠時間が長くなる?
- 睡眠の質を上げる方法
- 悩みなどの眠れない原因を解消するには?
この記事を書いている私は、HSS型HSP気質です。これまでHSS型HSPに関する記事を120本以上執筆し、人生を好転させるコツを伝えてきました。
結論としては、HSS型HSPの人は睡眠時間が長くなる傾向があります。
しかし、人間関係など悩みが深刻になると反対に眠れないことも。
睡眠は健康な体には必須なので、問題があれば必ず解消しておきましょう。
HSS型HSPの特徴
- スリルや真新しい経験を求める
- 抑制・退屈を嫌う
- 心は繊細なので、傷つきやすい
- 感受性が豊か
- 音や光など外部刺激に敏感
目次
HSS型HSPだと睡眠時間が長くなる?
家族や友人から「〇〇ってよく寝てるよね」って言われたら、それはHSS型HSPの気質のせいかもしれません。
HSS型HSPの人はロングスリーパーまたは慢性的な睡眠不足に陥ることが多いです。
その理由はこちら。
- 理由①:脳に負担がかかることが多く、休まっている時間が少ないから
- 理由②:睡眠の質が低いから
- 理由③:悩みが頭から離れず、寝つきが悪くなるから
それでは解説していきます。
理由①:脳に負担がかかることが多く、休まっている時間が少ないから
HSS型HSPの人は、常に様々なことに気を配っています。
飲み会で楽しくしてなさそうな人はいないか。会議で自分の話をつまらなさそうに聞いている人はいないか。友達と話す時も、相手の微細な表情の変化ひとつ見逃さないほど。
休まることなくアンテナが張られているので、脳に負担がかかります。
さらに、新しい刺激を求めるので、その刺激にもやられてしまい、寝る直前に脳の疲労はピークに達しているでしょう。
HSS型HSPは長い睡眠を取らないと、疲れが取れません。
理由②:睡眠の質が低いから
音や光や振動などの外部刺激に敏感なHSS型HSPは、睡眠の質が低くなってしまいます。
この状態をレム睡眠といい、脳の疲労は取れにくい状態です。
»参考:眠りの種類 ~レムとノンレム~
そのため、長い時間眠る必要が出てくるんですよね。
ちなみに、レム睡眠だと夢を見やすくなります。
もし頻繁に夢を見ているのであれば、レム睡眠の状態が長いと言えますね。
理由③:悩みが頭から離れず、寝つきが悪くなるから
特に人間関係に悩みやすいHSS型HSPの人は、その悩みが頭から離れずになかなか眠れないことがあります。
眠りたくても眠れずに、慢性的な睡眠不足に陥ることもあるでしょう。
その時にNGなのが、お酒です。お酒で強制的に眠ると、睡眠が浅くなるといわれています。しかも、利尿作用によりトイレに行く回数が増えると、ぐっすりと眠る妨げになる場合もあります。
では、質の良い睡眠を取るにはどうしたらいいでしょうか?
解説していきたいと思います。
睡眠の質を上げる方法
睡眠の質を上げて、長く寝なくても良くする方法はいくつかあります。
すぐに実践出来るものもあるので、どれかひとつでも取り入れてみてください。
就寝3時間前には夕食を済ませる
食事後すぐに寝ると、体は消化活動を優先し、眠りが浅くなったり疲れが抜けにくくなったりします。
就寝前にどうしても食べたい時は、消化の良いものを少量だけに節制しましょう。
温かい飲み物を就寝前に飲む
温かい飲み物は、体温上昇を促します。体温が下がり始めるときに自然な眠気がおきるので寝付きが悪い人にはオススメです。
また、コーヒーなどカフェインを多量に摂取すると覚醒状態に入り眠れなくなるので、ノンカフェインのものを選びましょう。
生姜湯やカモミールティーがオススメですね。
ぬるめの入浴や音楽でリラックス
熱めのお湯に入ると、体温が急激に上昇し覚醒状態に入って眠りにくくなります。
38度くらいのぬるめのお湯で5~30分ほど体をじっくり温めましょう。緊張もほぐれてリラックス出来ます。
また川のせせらぎなどの音楽もリラックス効果があるので、オススメですね。
夕食にはタンパク質を摂る
タンパク質は良質な睡眠に不可欠なセロトニンの材料となります。
必須アミノ酸を多く含む良質なタンパク質をしっかり摂取しましょう。
肉や魚、卵や乳製品などで摂ることが出来ます。
もちろん就寝の3時間前ルールは忘れずに。
休日の生活リズムを整える
休日に1日中寝てしまって、夜寝れなくなると、脳が夜型にシフトしてしまいます。
そうなると、平日も昼は眠く、夜は眠りづらくなってしまうので、多少無理してでも「朝起きて」「昼は活動し」「夜寝る」という順番を崩さないように心がけましょう。
音などの刺激をなるべく控える
HSS型HSPの人は音などの刺激に敏感で、それだけで起きてしまうこともあります。
そうなると睡眠の質は下がってしまうので、なるべく寝室は寝ることに集中するような空間づくりを心がけましょう。
ペットが夜に騒いでしまう場合は、別の部屋で音が鳴らないように大人しくしてもらうようにした方がいいですね。
自分に合った寝具を選ぶ
急激な温度変化がないように吸湿性・放湿性の良い布団や、体型に合ったマットレスを選びましょう。
体のS字カーブ(後頭部~首・胸、胸~腰)がバランスよく支えられると良く眠れます。
アマゾンなどで寝具を選ぶと、枕の高さや硬さが合わないということもあります。
そのため、「ニトリ」や「IKEA」などでしっかり合わせてみてから買うことをオススメします。
通販だと、返品・交換が面倒ですからね。
悩みなどの眠れない原因を解消するには?
HSS型HSPの人は特に人間関係に悩むことが多いです。
その場合の対処法はある程度、本メディアでも解説しています。
ですが上記で解決しないこともあるでしょう。
その場合は『うららか相談室』というアプリで、カウンセラーに相談するのがオススメです。
カウンセラーはHSS型HSPという気質のことももちろん理解しています。
うららか相談室のダウンロードはこちら♪
»関連:【アプリ】うららか相談室って?口コミは?←詳しく調査しました
【アプリ】うららか相談室って?口コミは?←詳しく調査しました
もし仕事など、キャリアに関して悩みがあるなら本メディアに参考記事がある可能性があるので、一度チェックしてみてくださいね。
»HSS型HSP関連記事はこちら
健康な睡眠はまず、メンタルからです
睡眠の質を上げる方法は置いておいて、今の人間関係や仕事について悩みがあるのであれば放置しないようにしましょう。
それによってQOL(クオリティ・オブ・ライフ)も下がってしまっては、人生単位で見るとかなり損してます。
本記事の筆者もHSS型HSPのため理解していますが、その気質ゆえにメンタルに不調を来たしやすいのがHSS型HSPです。
「人よりよく寝るんだよね」程度に問題を軽視するのではなく、常に自分がどうあったら幸せなのかを考えて追求していきましょう。
それでは本記事はここまでです。
このメディアではHSS型HSPに関する記事が多く投稿されているので、気になる方は下記をチェックしてみてくださいね。
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