こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、HSS型HSP気質です。これまでHSS型HSPに関する記事を120本以上執筆し、人生を好転させるコツを伝えてきました。
結論として、HSS型HSPさんは『いじめ』の対象になりやすいと言えるでしょう。
本記事では、HSS型HSPさんがいじめの対象になりやすい理由を解説します。
また後半では、どのようにいじめに対処するのかも解説しますね。
いつの時代にも問題となる『いじめ』。
理由や対処法を知ることで、改善を図ることが出来るので是非最後までお付き合いください。
それでは、早速解説していきます。
HSS型HSPの特徴
- スリルや真新しい経験を求める
- 抑制・退屈を嫌う
- 心は繊細なので、傷つきやすい
- 感受性が豊か
- 音や光など外部刺激に敏感
目次
HSS型HSPさんがいじめの対象になりやすい理由
まず大前提として伝えておきたいことは、いじめられる側に問題があるわけではないということです。
今回紹介する『いじめの対象になりやすい理由』というのは、あくまでいじめていい理由にはならないことを念頭に置いて読み進めてください。
その前提で、HSS型HSPさんがいじめの対象になりやすい理由を解説していきます。
理由①:反撃が苦手
人をいじめる人間は、まず反撃をしてこない人をターゲットにします。
その理由は、いじめることはストレスの発散などを目的としているため、それによって自分がダメージを負うことは避けたいと思うからです。
強面の人や、圧倒的に立場が上の人をいじめないのはそういうことですね。
その点、HSS型HSPさんはたとえいじめてくる相手でも配慮をしてしまい、反撃がなかなか出来ないことがあります。
そのため、サンドバック状態になってしまうケースがよくあるんです。
また、理不尽なことを言われても、その理由や背景を深く考えてしまって咄嗟に言葉が出なかったりと『いじめ』の標的としては扱いやすいんですよね。
ひどい場合だと、『いじめ』を『いじり』と捉えて、その場の空気を壊さないようにパフォーマンスしてしまうことも。
反撃が苦手なことは、いじめの対象になりやすい要素の一つです。
理由②:人と価値観が違う
HSS型HSPさんは、人と価値観が異なる場合が多いです。
色々なことに興味を持ったり、深く思考して常識さえも疑うことで、独自の価値観を形成していきます。
しかし、そういった独自の価値観は人との差を生んでしまうために、いじめの対象になることも。
もちろん人と違うことがいじめていい理由にはなりませんが、いじめる人からすれば都合のいい理由づけになるんですよね。
人と価値観が違うことは素晴らしいことですが、こういった側面もあります。
理由③:自分に責任を感じてしまう
HSS型HSPさんは自責の念が強い人が多いです。
物事の原因を深く掘り下げて考えることが出来るので、自分の至らなかった部分を想像してしまうからなんですよね。
例えば、何か問題が起きて責められた時に相手の方が悪くても、自分の責任を強く感じてしまいます。
そのために理不尽な要求にも従ってしまい、いじめる人からすれば都合のいい人間になってしまうんですよね。
自責思考は自己成長のために必要ですが、時と場合を選ばないといじめや搾取の対象になってしまいますよ。
HSS型HSPさんがいじめられた時の対処法
いじめられた時の対処法として、HSS型HSPさんがやりがちな一番やってはいけないことが、相手を立ててしまうことです。
なるべく相手の気分も害さず平和的に解説したいと思ってしまうHSS型HSPさんは、相手に媚びたり許してもらえるように頑張ってしまいます。
これが本当に逆効果なんですよね。
いじめる側からすれば、より自分にとって都合がよくなったと勘違いをさせてしまいます。
とはいえ、ブチギレて周りのものを壊しまくったり、手を出してしまうのは自分自身が怖いですよね。
なので、HSS型HSPさんがやりやすい『いじめへの対処法』を紹介します。
正直どれもありきたりな方法かも知れません。
とはいえ、しっかり全て実践したことがある人も少ないのではないでしょうか?
もう少しこれらの方法を詳しく解説していきますね。
対処法①:なるべく距離を取る
いじめを回避する一番早い方法は、なるべく距離を取ることです。
下手に関わることで余計なストレスを感じるよりも、関係を最小限に留めるほうが心も穏やかに過ごせます。
出来るだけ物理的な距離を取れる方がいいので、なるべく遭遇しないようにした方がいいですね。
とはいえ、これが簡単に出来る状況は中々ないため、いじめてくる人とは違う環境に自分が行くことになります。
後ほど解説しますが、環境のせいでいじめが発生している可能性もあるので、対処法としては検討するべきですよ。
対処法②:後から『ノー』を伝える
HSS型HSPさんは、その場ですぐに反撃できないことが多いです。
思考が深すぎてすぐに言葉が出なかったり、高圧的な態度を取られて萎縮してしまうためにそうなってしまうんですよね。
いじめられたり何か理不尽なことを言われた時にも、別にその場で反撃する必要はなく、あとでLINEやチャットで送ることも対処法として有効ですよ。
そもそも人の心に配慮せずにいじめてくる人は、深く考えることをしていません。なので、理詰めで文章を送ればボロが出ます。
こちらに反撃の気持ちがあるのであれば、テキストなどで後で伝えましょう。
証拠として残る分、後で周囲を巻き込む時にも役立ちますよ。
対処法③:相手の外堀から意見を伝える
相手が怖い場合は、相手の外堀から意見を伝えていくのも対処法として効果的。
いじめてくる人は、よほど狂っている人間でない限り『いじめ』の元凶と周囲から思われたくありません。
一応、恥ずかしいことであるという認識はあるんですよね。
なので、いじめてくる相手の周囲の人間に「やめて欲しいんだよね」と伝えることで、相手も自分の印象が悪くなることを恐れてやめるでしょう。
HSS型HSPさんは自分一人で抱え込みがちなので、こういった方法を取ることも大切ですよ。
【社会人向け】どうしてもいじめが止まない場合は
子供だけではなく大人も不満やストレスが多い環境では、そのはけ口を他者へと向ける人間が一定数います。
それによって、ストレス解消や他者を貶めて自尊感情を維持するんですよね。
つまり、実はいじめの原因はその環境という事実もあるんです。
いじめたい人が明確にいるから『いじめ』をしているのではなく、「誰でもいいから、いじめたい」という空気感が先に出来上がってしまう。
なので、社会人の方がもし「会社でいじめられている」と思うのであれば、転職を考えましょう。
ブラックな職場環境が『いじめ』を誘発している可能性があれば、その会社から身を引くことは賢明な判断です。
ひどい場合だと、多数の社員のストレス解消のためにいじめを黙認している会社もあります。
そうなれば、上司などに頼っていじめをなくすことは非常に難しい...。なんなら、上司がパワハラなどをしているケースも珍しくないですよね。
結果として人間関係にストレスを抱えてしまうと、仕事にも支障をきたしてしまいます。
それならば、そんな会社にずっといることの方が間違った判断だと思いませんか?
『いじめ』を避けるために会社を辞めることは、恥ずかしいことではありません。
このまま居ればずっといじめられることを分かっていながら、何も行動をしないことの方が「恥ずかしいのでは?」とも感じます。
とはいえ、今の仕事を辞めて次に出来る仕事が分からない人もいるでしょう。
そういう不安がある方は安心してください。
下記の記事にて、その解決策を解説しています。
どちらもHSS型HSPさん向けの記事なので、有効な答えを得られるはずです。
»関連:【HSS型HSP】仕事を辞めたいけど我慢←無駄すぎでした【理由を解説】
【HSS型HSP】仕事を辞めたいけど我慢←無駄すぎでした【理由を解説】
»関連:【業界初】HSS型HSPに向いてる仕事が見つかる転職サービスはこれ
【人生変える】HSS型HSPに向いてる仕事を見つける転職サービス
まとめ:HSS型HSPの筆者もいじめに遭っていました
今回の記事をまとめるとこんな感じです。
- HSS型HSPさんはいじめの対象になりやすい
- いじめの対処法はあるので実践するべき
- どうしてもいじめが止まらないなら転職しよう
実は、筆者も前職の会社の社長からいじめを受けていたことがあります。
あまり詳しい内容は言えないのですが、自分のデスクの近くで社長が、
「今日あいつ居ないから言うけどさ、あいつ本当に〇〇だよね。」
と、大声で他の社員に話していました。(〇〇の部分はご想像にお任せしますが、非常にネガティブ内容です。)
まるで空気かのような扱いを受けた私は、
「どうして社長なのに、こんなことを平気で言うのだろう?」
「他の社員はどう思うのか理解出来ないのかな?」
「なんでこんな人に付いていかなくちゃいけないの?」
という風に感じましたね。
結局その会社を辞めて、今は独立までしてしまったので結果オーライですが。。。笑
いじめの環境を作ってしまうような会社には居ない方が正解です。
転職でも独立でもいいので、自分らしく生きれる環境で生きた方がいいですよね。
それでは、今回の内容はここまでです。
いじめに打ち勝つ必要はありません。逃げも立派な戦術ですよ!
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