こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、HSS型HSP気質です。これまでHSS型HSPに関する記事を120本以上執筆し、人生を好転させるコツを伝えてきました。
結論として、HSS型HSPと双極性障害(躁鬱)の違いは下記です。
HSS型HSPはその気質ゆえの能力があります。
ですが双極性障害は、躁状態と鬱状態を起こすことで能力が発達するわけではありません。
本記事では、HSS型HSPと双極性障害の違いについて解説します。
また後半では、双極性障害の対策について紹介しますね。
自分が病気なのか?それとも違うのか?気になるところ。。。
この記事を読むことで、その判断のヒントを得ることが出来ます。
早速解説していきますね。
HSS型HSPの特徴
- スリルや真新しい経験を求める
- 抑制・退屈を嫌う
- 心は繊細なので、傷つきやすい
- 感受性が豊か
- 音や光など外部刺激に敏感
目次
HSS型HSPと双極性障害(躁鬱)の違いとは?
HSS型HSPと双極性障害(躁鬱)の違いを考える際にキーワードとなるのは『能力』です。
それを説明するためにも、HSS型HSPと双極性障害についてまずは解説しますね。
HSS型HSPとは?
HSS型HSPとは、繊細で傷つきやすいのに好奇心旺盛で行動力がある心の気質を指します。
下記のような特徴がありますね。
HSS型HSPの特徴
- 好奇心があるが移り気で退屈する
- 些細なことに気が付くが、色々なことをすると刺激に圧倒されすぐ気疲れする
- 社交的に見えたりするが、一人も好む
他にも様々な特徴はありますが、大雑把に言うとこんな感じです。
もっと詳しくHSS型HSPの特徴について知りたい方は、【天才?変人?】HSS型HSPの特徴30選|いくつ当てはまる?を参考にしてくださいね。
双極性障害(躁鬱)とは?
双極性障害(躁鬱)とは、気分が高まったり落ち込んだり、躁状態と鬱状態を繰り返す脳の病気です。
躁状態では、気分が高ぶりいろんな人に話しかけたり、眠らなくても動き回れたりと活動的になります。
鬱状態では、一日中ゆううつな気分でやる気が低下し、不眠や逆に過剰に睡眠を取るように成りますね。
また双極性障害には『激しい躁状態×鬱状態の双極I型』と『軽い躁状態×鬱状態の双極Ⅱ型』の2パターンがあります。
HSS型HSPと双極性障害の違い
さて、HSS型HSPと双極性障害はテンションの浮き沈みの面で似てそうですよね。
『活動的かと思えば、いつの間にかテンションが落ちてやる気もなくなってしまう。』
このような部分については、共通点と言えるでしょう。
しかしHSS型HSPと双極性障害では、それによる『能力』の発達に違いが見られます。
HSS型HSPの能力
- 細かい部分に気づける
- 相手の感情が読めて、共感力が高い
- 原因や課題を見つけられる
- 先の予測が得意
- 興味のあることに高い集中力を発揮する など
双極性障害は、基本的にテンションの浮き沈みが出てきて、それによって何か特別な能力が生まれるわけではありません。
副次的に躁状態では、行動力が高くなったりアイデアが浮かんだりしますがそれくらいです。
この能力面に発達が見られるかどうかが、HSS型HSPと双極性障害の違いになります。
また双極性障害はひどい場合だと、躁状態で怒りっぽくなったり偉い気分になったりして平気で人を傷つける言葉を言ったりします。
こういった部分はHSS型HSPには当てはまらないので、そこも違いと言えるでしょう。
双極性障害のI型とII型って?|HSS型HSPと似ている?
先ほど少し解説しましたが、双極性障害にはI型とII型が存在します。
- 双極I型:激しい躁状態×鬱状態
- 双極Ⅱ型:軽い躁状態×鬱状態
I型だと人を傷つけることが多くなりHSS型HSPとの違いが分かりやすいのですが、II型だと少しマイルドなのでHSS型HSPと区別がしづらいですね。
その場合は先ほどの能力的な違いで見分けるのが良いでしょう。
(※一番確実なのは、医師の診断を受けることです)
しかし、そもそもHSS型HSPではなくシンプルにHSP(繊細)気質だった人が双極性障害になった場合はHSS型HSPっぽくなるんですよね。
『HSP』×『双極性障害』= 繊細由来の能力が発達していて、行動的な面が増える
→つまり、HSS型HSPっぽくなる
ここの判別方法はさらに別。
具体的には、過去の自分の性格との違いを洗い出しましょう。
- 急に行動的になっていないか?
- 時々異常に自己肯定感が高まっていないか?
- 怒りっぽくなっていないか?
過去にはそんなことなかったのに最近上記のようなことが多いと思ったら、元がHSPで双極性障害となっているパターンが疑われます。
もちろん一つの指標なので絶対ではないですが、知っておく分には判断材料が増えて損はしないでしょう。
双極性障害で困った場合の対策とは?
ご自身が双極性障害だと感じるのであれば、現在生活に支障をきたしているでしょう。
その場合の対策は、継続的な治療になります。
- 薬物治療
- 心理社会的治療
→心理療法:疾患についての理解を深めコントロールする
→家族療法:家族の理解を得ることで回復しやすい環境を作る
→認知療法:うつ状態を乗り切るための考え方を身につける
→対人療法:良い人間関係から治療の動機づけと症状の改善を図る
→社会リズム療法:自分の生活リズムを理解し修正することで改善を図る
治療法はざっとこんな感じです。
ですが、これらの治療法は素人が自己判断で行える類のものではありません。
症状の重さ軽さ、罹ることになった背景の違いなどによって治療法も異なります。
自力で治すと考えるのではなく、精神科に行って治療を受けるべきです。
とはいえ、いきなり病院へ行くことは抵抗があるでしょう。
もしかすると、病院へ行く時間すらない人もいるかと思います。
病院が苦手な方は、アプリで心理カウンセラーに相談することをオススメします。
アプリだと、通院への抵抗もなく時間も気にしないでOKなので負担が減りますよね。
もちろん、実際に会った方がちゃんと診てもらっている気分になります。
ですが、とっかかりとしてアプリでカウンセリングを受けるのがオススメ。
『うららか相談室』というアプリだと、自分にマッチしたカウンセラーを紹介してもらえますね。
カウンセラーの質にもこだわっているので、一度試してみると良いですよ。
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»関連:【アプリ】うららか相談室って?口コミは?←詳しく調査しました
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まとめ:双極性障害(躁鬱)はHSS型HSPさんもなりうる
今回の記事をまとめるとこんな感じです。
- HSS型HSPと双極性障害の違いは『能力』の発達
- HSPが双極性障害になるとHSS型HSPっぽくなる
- 双極性障害に困ったら、まずはアプリでカウンセリングを受けてみよう
今回はHSS型HSPと双極性障害の違いをメインで書いてきました。
ですが、そもそもHSS型HSPでも双極性障害が発症する可能性は多いにあります。
発症の原因は基本的にストレスなので、HSS型HSPさんは特に注意ですね。
HSS型HSPさんはストレスを抱えやすいため、
「最近何か怒りっぽいなぁ」
「急に自己肯定感高まってきたかも!」
などの予兆があれば、双極性障害を疑うことも必要でしょう。
疑わしいなら自分の状態を知るためにも、一度病院へ行く。または、先ほどのアプリでカウンセラーに相談してみると良いですね。
放置しておくことでどんどん不安になるくらいなら、いっそ相談する方が心も穏やかになりますよ。
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それでは、今回の内容はここまでです。
時には客観的な視点からの意見を聞いて、自分を見直しましょう!
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