こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、HSS型HSP気質です。これまでHSS型HSPに関する記事を120本以上執筆し、人生を好転させるコツを伝えてきました。
結論として、HSS型HSPの弱みは下記の5つが挙げられます。
- 飽きっぽい
- 集中力がない
- 人や場に疲れやすい
- 些細なことが気になる
- ぐるぐると考えすぎてしまう
本記事では、HSS型HSPさんの弱みについて解説します。
また後半では、その弱みはどのようにカバーすればいいのか解説しますね。(※ヒント:弱みを強みに転換します)
この記事を読んでおけば、自分の弱みをどう扱えばいいのか分かるようになりますよ。
それでは、早速解説していきます。
HSS型HSPの特徴
- スリルや真新しい経験を求める
- 抑制・退屈を嫌う
- 心は繊細なので、傷つきやすい
- 感受性が豊か
- 音や光など外部刺激に敏感
目次
HSS型HSPの弱み5選
HSS型HSPさんは、日常におけるさまざまな場面でデメリットを感じやすいですよね。
今回は、そんなHSS型HSPさんが自己理解を深められるように、5つの弱みを紹介します。
知っておくと、これから先の人生の選択で迷いにくくなりますよ。
弱み①:飽きっぽい
HSS型HSPさんは、多くのことに興味を持つことから飽きっぽい性格の人が多いです。
そのため、長い時間単調な作業をしたり、一つのことを継続して毎日コツコツすることはあまり向いていないでしょう。
また、恋愛面においても熱しやすく冷めやすい傾向にあるために、上手くいく人に巡り合うまで時間もかかりますね。
また日本においては、言われたことをコツコツを続けられることが美徳とされているため、この飽きっぽいという気質は弱みになってしまいます。
そのためか、海外に興味を示すHSS型HSPさんも多いですね。
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弱み②:集中力がない
HSS型HSPさんは、集中力がなくなって作業を中断してしまう頻度が多いです。
原因は色々ありますが、だいたいは他のことに注意が逸れるためですね。
例えば?
- 音や匂いなどが気になる
- 個人的に気になっていることふと思い出す
- 作業中に別の疑問が生まれて、そちらを調べ出す
特にあまり興味のない作業をしている時なんかは、集中力が途切れてしまいがち。
しかし、反対に興味が強い分野に取り組んでいる際には集中力が上がっていくので、じゃじゃ馬な性格とも言えるでしょう。
弱み③:人や場に疲れやすい
人と接したり、たくさんの刺激がある場所にずっといたら疲れやすいのもHSS型HSPさんの特徴。
人と話す時も、常に表情の変化に気を遣ったりしてなかなか頭が休まりません。
また、例えば人のたくさんいる観光地なんかに行けば、流石にその場にいる全員に気を遣うことはなくても、人や観光地特有の刺激に晒されてどっと疲れてしまいます。
人や物事に興味が出て好奇心旺盛に活動するのに、こういったことからすぐに休憩が必要になってしまうため周りの人から見たら『矛盾した性格』に思われてしまうことも多いでしょう。
HSS型HSPさんの疲れやすさは、十分弱みになり得ます。
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弱み④:些細なことが気になる
HSS型HSPさんは、常にアンテナを張ってしまっているために些細なことが気になってしまいます。
そのために、他の人が気にならないことも気になってストレスが溜まりやすいんですよね。
人によって感性は変わってきますが、音や匂い、道ゆく人の視線など、どんなに些細なことでも一度気になってしまうともうダメです。
それが気にならない人に相談しても、「気にしなければいい」という全く解決にならないアドバイスを受けてしまうのも悩みですね。
色々な刺激を受け取りすぎてしまうというのも、捉えようによっては弱みになるので考えものです。
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弱み⑤:ぐるぐると考えすぎてしまう
ちょっとしたミスや自分の言動について不適切ではなかったなど、ぐるぐると考えてしまう...。
これもHSS型HSPさんに起こりがちですね。
物事を深く考える思考の癖が原因なんですが、それが時にネガティブな思考の沼にハマってしまいます。
そのため、何かとミスも引きづってしまって仕事や生活に支障をきたしてしまうこともしばしば。
あまりに引きづると周りからしても迷惑なので、ジレンマに陥ることもあります。
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HSS型HSPの弱みをカバーするには?
先ほど、HSS型HSPさんの弱みを紹介しつつ、ちょこちょこそれの対策になる記事も紹介しました。
ですが、それではごく一部の悩みをカバー出来るくらいなんですよね。
自身の弱みをカバーする一番の方法は強みを伸ばすことです。
マネジメントで有名な経営学者のドラッカーも次のように言っています。
人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである。
弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい。
強みに集中し、卓越した成果をあげよ。出典:「マネジメント」 P.F.ドラッカー
結局、弱みをいくら頑張って克服しようとしても、よくて平凡。悪ければ一生克服出来ないかもしれません。
もちろん、強烈すぎる弱みはある程度克服した方がいいですが、それでも全力を持って対処するべきではないですね。
結局、自分の強みをより大きく発展させた方が成果につながります。
弱みは強みになり得るのか?
では、弱みはそのままにしておくのかと言われば、そうではありません。
なぜなら、弱みというのは状況によっては強みになるからです。
先ほど紹介した弱みを見方を変えて、強みとして見るとどうなるか見てみましょう。
弱み | 強み |
飽きっぽい | たくさん興味を持つ、挑戦しやすい、行動力がある、好奇心旺盛 |
集中力がない | 興味のある分野で高い集中力を発揮 |
人や場に疲れやすい | 相手の気持ちが読める、共感力が高い、周囲の異変に気づける |
些細なことが気になる | 細かい部分に気づける、気配りが出来る、問題点を見つけ出せる |
ぐるぐると考えすぎてしまう | 深く考えられる、論理的な思考が出来る、本質を見抜く |
自分では気づけない強みはありましたか?
自分では当然と思っていることに強みは隠れているので、まだあまりピンときていないかもしれませんね。
また、弱みばかり目立って強みが分かりにくくなっているのは、環境が原因でもありますよ。
個性を弱みにするのも強みにするのも環境次第
HSS型HSPという気質は、強い個性です。
しかし、その個性が弱みになるのか、強みになるのかは環境次第なんですよね。
それを示すために、経営学者のドラッカーの言葉を再度借りようと思います。
部下の弱みに目をむけることは、間違っているばかりか無責任である。
上司たるものは、組織に対して、部下一人ひとりの強みを可能なかぎり活かす責任がある。
そしてそれ以上に、部下に対して、彼らの強みを最大限に生かす責任がある。出典:「マネジメント」 P.F.ドラッカー
このように、今現状で「自分の強みを活かせていない」=「上司(つまり会社や環境)に問題がある」と言えます。
そのため、その個性を強みにするには、まずは上司や会社を変革しないといけないわけですが、、、
正直、人を変えるよりも自分を変えた方が早くないですか?
今の環境に期待して、自分の強みが活かされるまで何年も何十年も待つのは時間の浪費です。
それなら、そんな職場から抜け出して自分を活かせる場所に行く方がよほど賢い選択ですよね。
筆者も、前の職場では自分を活かせないと思い退職をして、紆余曲折ありブロガーとして独立出来ています。
そのように、自分の個性を活かせない環境にずっといるよりも、弱みが強みになる環境にいった方が絶対にいいですよ。
もう少し深く考えたいなら、下記記事を読むとどんな職場がダメでどんな職場がいいのかも分かるようになります。
»関連:【地獄?】HSS型HSPに合わない職場とは?|抜け出す方法も解説
【地獄?】HSS型HSPに合わない職場とは?|抜け出す方法も解説
適当に流し読みせず、今自分が働いている職場をイメージしながら読んでみてください。
現状の問題点に気づけるはずです。
まとめ:行動さえすれば、弱みは問題ない
今回の記事をまとめると、こんな感じです。
- HSS型HSPには弱みがある
- しかし、弱みは強みに変えられる
- 強みが活かせないのは環境のせい
前半に5つHSS型HSPの弱みを解説しましたが、結局それが強みに転換出来ないのは環境のせいです。
そう考えると、人間で最も厄介になってしまう弱みは『行動出来ないこと』ではないでしょうか?
環境次第で弱みは強みに変えられますが、別の環境に行くための行動が出来ないとそれも出来ないですからね。
その点で言えば、行動出来るHSS型HSPさんの弱みはさほど大したものではないかもしれません。
最後に、どこに頼って転職すればいいのか分からない方のため、下記記事をオススメしておきます。
仕事を転々としたくないのであれば、是非読んでみてくださいね。
»関連:【業界初】HSS型HSPに向いてる仕事が見つかる転職サービスはこれ
【人生変える】HSS型HSPに向いてる仕事を見つける転職サービス
それでは、今回の内容は以上です。
他にもHSS型HSPに関する記事は100記事以上あるので、是非お悩み解決に役立ててくださいね。
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