【警告】燃え尽きてしまうHSS型HSPさんへ。放置はヤバいです。

 

こういった疑問に答えます。

 

 

結論としては、燃え尽き症候群の場合は正式に病気と診断されるので休息が必要です。
ただし、飽きてしまったのか燃え尽きなのかを見極めなければいけません。

 

本記事では、燃え尽き（バーンアウト）なのかの見極め方と対処法を解説します。
また後半では、今の仕事を辞めて別の仕事を考える人に最適な情報も紹介しています。

 

まずは燃え尽き症候群（バーンアウト）についてよく知りましょう。

 

さっそく解説していきます。

 

 

 

HSS型HSPと密接な関わりのある『燃え尽き症候群』とは？

燃え尽き症候群とは、熱心に取り組んでいた仕事に対して、急激に意欲を失ってしまう病気です。

 

別名「バーンアウト」。
1970 年代に精神心理学者のハーバート・フロイデンバーガーによって命名されました。

 

ちなみに、燃え尽き症候群はWHOから正式に精神的な病として発表されています。

 

 

HSS型HSPは人間関係でストレスを溜めやすいです。
さらに、新しいことに挑戦する回数も多いので、成果が上手く出ない回数も増えてしまいがち。

 

つまり、燃え尽き症候群にHSS型HSPはなりやすい体質だと考えられます。

 

それでは、そんな燃え尽き症候群はどんな症状が見られるでしょうか？

 

解説していきます。

 

燃え尽き症候群の症状とは？

 

燃え尽き症候群の症状は3点あると言われています。

 

それがこちら。

 

 

これだけ見てもイメージが湧かないかなと。
なので、具体的に解説しますね。

 

情緒的消耗感とは、「仕事で情緒的に力を出し尽くし、消耗してしまった状態」です。

 

情緒的というのは、熱量を持っているイメージをするといいですね。

 

 

脱人格化は「相手の人格を無視して、思いやりを持てなくなる」ことです。

 

相手のパーソナリティーへの配慮が欠如してしまいます。

 

 

 

個人的達成感とは「仕事上での達成感の低下」のことです。

 

仕事へのやりがいを感じられなくなり、明らかに業務の質の低下が感じられます。

 

 

 

燃え尽き症候群になった場合はどうする？

燃え尽き症候群になった場合は、とにかく休息が必要です。
病院で燃え尽き症候群と診断されれば、病気休養を取得出来る場合があるので、休息をとりましょう。

 

また実は、燃え尽き症候群の症状がある方でも、「自分はそこまでは頑張ってない」と思っている人もいます。

 

しかし、お医者さんやカウンセラーなどの第三者に見てもらうことで気づく場合もありますね。

 

もし、燃え尽き症候群と診断されたら、十分な休息を取り回復を。
ちなみに放置しておくと、最悪の場合にうつ病にかかるケースも珍しくありません。

 

HSS型HSPは『燃え尽き』なのか『飽き』なのか

 

HSS型HSPには取り組んでいる物事に飽きやすいという特徴もあります。

 

今が『燃え尽き』なのか『飽き』なのかを見極めるには、下記の「バーンアウト尺度」というものを参考にしてください。

 

• こまごまと気配りをすることが面倒に感じることがある
• この仕事は私の性分に合っていると思うことがある
• 同僚や顧客の顔を見るのも嫌になることがある
• 自分の仕事がつまらなく思えてしかたのないことがある
• 1日の仕事が終わると「やっと終わった」と感じることがある
• 出勤前、職場に出るのが嫌になって、家にいたいと思うことがある
• 仕事を終えて、今日は気持ちの良い日だったと思うことがある
• 同僚や顧客と何も話したくなくなるようなことがある
• 仕事の結果はどうでもよいと思うことがある
• 仕事のために心にゆとりがなくなったと感じることがある
• 今の仕事に心から喜びを感じることがある（逆転項目）
• 今の仕事は私にとってあまり意味がないと思うことがある（逆転項目）
• 仕事が楽しくて、知らないうちに時間が過ぎることがある（逆転項目）
• 体も気持ちも疲れ果てたと思うことがある（逆転項目）
• われながら、仕事を上手くやり終えたと思うことがある（逆転項目）

出典：バーンアウト （燃え尽き症候群） - ヒューマンサービス職のストレス（久保 真人 （同志社大学教授））
URL：https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2007/01/pdf/054-064.pdf

 

具体的にいくつからが燃え尽き症候群であるという診断ではないです。
とはいえ、多く当てはまると燃え尽き症候群を疑うべきでしょう。

 

ちなみに、逆転項目は書いてあることの逆が当てはまる場合にチェックです。
※論文の形式上少し分かりにくいですが、ご理解ください。

 

上記にあまり当てはまらなかったHSS型HSPさんは、シンプルに『飽き』なのかなと。

 

その場合は、休息ではなく新しく何かを初めてみるなどしましょう。

 

もし何か新しく始めたい場合は、下記の記事が参考になります。
是非読んでみてください。

 

 

HSS型HSPの人へ、燃え尽き症候群の最終手段とは？

「診断をとっても休みが取れない。」
「もう今の仕事に、やる気もやりがいも持てずに辛い。」

 

そういった方には転職がオススメです。

 

仕事は人生の時間の約3割を占めます。
しかし、実際にはプライベートの時間も仕事のために出来ないことがありますよね。

 

そのため、肌感覚では仕事は人生の半分以上を占めているのではないでしょうか？

 

その仕事の時間が何のやりがいもないなんて、流石にまずいです。

 

 

転職は何も悪いことではありません。
転職を10回も繰り返しているHSS型HSPさんもいます。

 

 

 

別にすぐに仕事を辞めるわけではなく、転職出来るように準備しておくことが心の支えにもなります。

 

もしHSS型HSPさんで転職を考えるのであれば、下記記事が参考になるので是非ご覧ください。

 

»参考：【HSS型HSP】仕事を辞めたいけど我慢←無駄すぎでした【理由を解説】

 

»参考：【業界初】HSS型HSPに向いてる仕事が見つかる転職サービスはこれ

 

無自覚な燃え尽き症候群のHSS型HSPが多いのでは？

途中で、HSS型HSPは『燃え尽き症候群かシンプルに飽きなのか』を見極めようと解説しました。

 

実際「自分はただ単に飽きているだけだろう」と感じてる人が大半だと思います。

 

しかし、そもそもHSS型HSPの人は何かに熱中して努力したことのある人が多い。
そのため、努力の基準値が人より高い場合があります。

 

つまり、「別に自分あんまり頑張ってないしなぁ」と思っていても、燃え尽き症候群の可能性は捨てきれません。
しかも無自覚になるので、さらに発見が困難になります。

 

途中で解説した、燃え尽き症候群か見極めるバーンアウト尺度を流し読みした人も多いはず。

 

もう一度ちゃんと見て、当てはまる項目は多くないか確認しましょう。

 

精神的な健康のためにも、
今の仕事を振り返り、自分を見つめ直し、
後悔のないキャリアを築ける努力が必要ですね。

 

それでは今回の内容は以上です。
後悔のないキャリア選択を！

 

 

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