こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、HSS型HSP気質です。これまでHSS型HSPに関する記事を120本以上執筆し、人生を好転させるコツを伝えてきました。
結論としては、HSS型HSPは大きい組織には向いていないでしょう。
なので自分らしくいるには、少数の組織に属するか独立することが望ましいです。
本記事ではHSS型HSPが大きな組織に向いていない理由を解説します。
また後半では、どういったキャリア選択が望ましいのかも解説していきます。
HSS型HSPって人に合わせて行動するのがしんどい時がありますよね。
今、会社にいて合ってなさそうだと感じるHSS型HSPさんは必読。
読み終わる頃には、新しいキャリアを築きたくなりますよ。
それでは早速解説していきます。
HSS型HSPの特徴
- スリルや真新しい経験を求める
- 抑制・退屈を嫌う
- 心は繊細なので、傷つきやすい
- 感受性が豊か
- 音や光など外部刺激に敏感
目次
HSS型HSPが大きな組織に向いていない3つの理由
HSS型HSPは大きな組織に属するのが向いていません。
※ここで言う大きな組織とは、数十人以上の組織を指します。
これまで、周りと違ったり、周りに合わせるのが苦痛に感じていた人もいるでしょう。
ですが、それは大きい組織がHSS型HSPに合っていないからなんです。
果たして、何故HSS型HSPは大きい組織に向いていないのか?
理由はこちら。
それぞれ、理由を解説していきます。
理由①:多数派に合わせないといけないから
組織の代表といえば、会社。
その会社というのは、大きくなればなるほど多数派に流れていきます。
つまり、100人中99人にとって望ましいなら、残りの1人は事実上無視されるということですね。
会社も、少ない人に合わせて何か対応すればコストがかかってしまいます。
これでは、HSS型HSP特有の感性に合わせられることはないですよね。
他の人が気にならないことも気になるHSS型HSP。
多数派には勝てないのが現状でしょう。。。
理由②:自由に物事を決められないから(裁量権が低い)
ほとんどの組織(会社)では、自由に物事を決められません。
何かやりたいことがあっても、上司を説得する必要があります。
もし上司が通っても、その上で弾かれることなんて日常茶飯事。
興味がたくさん出てきて仕方のないHSS型HSPさんは、やきもきしてしまいます。
ある程度の裁量権さえもらえれば良いのですが、
それがもらえるのは普通の会社なら20~30年後でしょうか。
そこまで待てないですよね。
理由③:薄い人間関係に振り回されるから
大きな組織になると、薄い人間関係が多数発生します。
つまりは、面倒な人間関係が増えるということです。
一緒の組織に属している以上、その薄い人間関係すらも保たなければいけません。
気を遣ってコミュニケーションをとってもストレスが溜まる一方。
そんなことに振り回されると、本当にやりたいことに集中できませんよね。
大きな組織に向いていないHSS型HSPはどうするべき?
ここまで、HSS型HSPは大きな組織に向いていないと解説しました。
「じゃあHSS型HSPの私は会社を辞めた方がいいってこと?」
と感じたかもしれません。
それは半分正解。半分間違いです。
HSS型HSPだからと言って、全ての組織に向いていないわけではありません。
ではどうするべきなのか?
方法は2通りあります。
それぞれ、深ぼっていきましょう。
方法①:人数の少ないベンチャーに転職
大きな組織、つまり数十人以上と関わらなければいけない会社はHSS型HSPに向いていません。
人生単位で豊かさを考えれば、多少所得が下がっても自分らしくいれる組織に属しましょう。
オススメは人数が数人しかいないベンチャー企業です。
まだ企業風土も確立されておらず、人数も少ないため意見が通りやすいです。
ある程度大きくなっても、初期メンツだからと自分に合わせてくれる人が増えるでしょう。
とはいえ、注意しなければいけないことが一点あります。
それは、代表取締役つまり社長の人柄です。
起業家ってワンマンで他者の意見を聞きたくない人も多いんですよね。
年月が経てば丸くなったりもしますが。
なので、もし人数の少ないベンチャーに転職したいのであれば、
社長がどんな人なのかを見極めましょう。
自由に任せてくれそうな人だとOKでしょう。
ちなみにHSS型HSPの転職に関して、下記記事を読んでおくと失敗しづらくなります。
是非目を通しておくと良いですよ。
»参考:【HSS型HSP】仕事を辞めたいけど我慢←無駄すぎでした【理由を解説】
【HSS型HSP】仕事を辞めたいけど我慢←無駄すぎでした【理由を解説】
»参考:【業界初】HSS型HSPに向いてる仕事が見つかる転職サービスはこれ
【人生変える】HSS型HSPに向いてる仕事を見つける転職サービス
方法②:フリーランスとして独立
そもそも人数が少なかろうと、組織行動が嫌な人は独立するのも手です。
フリーランスとして独立すれば、自分の思うように仕事が出来ます。
薄い人間関係に消耗することもなければ、
満員電車に揺られてストレスを抱えることもありません。
フリーランスはHSS型HSPにとって理想的なライフスタイルです
終身雇用が崩壊している日本で、ずっと会社員であり続けるリスクもあります。
HSS型HSPだけでなく、世の中の人全員が独立を考えないといけないのではないでしょうか。
ちなみに、HSS型HSPがフリーランスに向いている理由を下記記事で解説しています。
実際にフリーランスになる方法まで解説しているので、フリーランスになりたいHSS型HSPさんは必見。
読めばどうすればいいのか分かりますよ。
»参考:【リアル】HSS型HSPはフリーランス向き|なり方を解説
【リアル】HSS型HSPはフリーランス向き|なり方を解説
会社を辞めた後が怖いHSS型HSPさんへ
大きな組織(会社)というのは、生活に安心感をもたらします。
特に目立った行動をしなければ、成果が出ずとも毎月決まったお金が入ってくるんですよね。
ストレスを抱えても、我慢さえすれば生きていける。
溜まったストレスはアルコールで流す。
ですが、そういった人生って望んでいましたか?
煽っているようですが、真剣に向き合うべき問題です。
特にHSS型HSPはストレスに晒されるとかなり無防備。
会社が原因で心を壊して、社会復帰出来ていない人だっています。
そういった事実に目を向けないと、将来そうなるのは自分です。
筆者も会社を辞めて独立する時は、めちゃくちゃ怖かったです。
ですが、それよりもずっと何もしない方がよっぽどまずいと感じていました。
HSS型HSPにとって転職や独立は普通。
むしろ当たり前と言っても過言じゃありません。
仕事を辞めた直後はいつも「このままで大丈夫かな」と不安になる。
でも、転職15回しても、フリーランスになった今も、生活はできている。「仕事を辞める決断」は逃げじゃなかった。今の好きなことたくさんする生活に必要な選択だったのかもしれない😁 #HSS型HSP
— ジャン|HSS型HSP (@shufu_jan) February 28, 2022
事実SNSで転職や独立をしているHSS型HSPさんの話はたくさんあります。
HSS型HSPさんのキャリア状況を見てみましょう!
まとめ:組織は問題に気づける人が欲しい
今回の内容をまとめると、こんな感じです。
- HSS型HSPは大きな組織に向いていない
- 転職か独立がオススメ
- 転職・独立をするHSS型HSPさんは多い
ここまで、HSS型HSPは大きな組織に向いていないことを解説してきました。
ですが、実は会社側からすればHSS型HSPやHSPの人材は必要なんですよね。
理由は、人が気づけないことに気づけるから。
ビジネスの仕組みはどこも完全ではありません。
必ず問題が出てきます。
しかしながら、それに気づける人って実はかなり少ない。
実際に損害が出てから責任問題を追求するなんて日常茶飯事です。
経営陣からすれば、そこを回避できる人がどれだけ優秀かを理解しています。
今の会社を抜けたら後がないなんて、決してありません。
そのHSS型HSPだからこその武器を活かせば、どうにでもなりますよ。
それでは、今回の内容は以上です。
自分にあった環境で、自分らしく生きましょう!
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